【1月16日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)は16日、グループDの2試合が予定され、連覇を目指す日本代表は、2007年大会王者のイラクと対戦する。

 12日にニューカッスル(Newcastle)で行われたチーム初戦で、日本は大会初出場のパレスチナに4-0で大勝した。その試合内容は、ときおり親善試合と見まがうような展開だった。

 そのため、優勝経験のあるイラクとの一戦は、日本にとって最初の試練になる。この試合に勝利すれば、連覇に向けて大きな一歩になるだろう。

 対するイラクは、ブリスベーン(Brisbane)で行われた前回の試合でヨルダンに1-0で勝利した。グループDでは日本が首位通過、イラクが2位通過するとの見方が有力とされている。

 しかし、イングランド・フットボールリーグ1(3部)のスウィンドン・タウン(Swindon Town FC)でプレーするMFヤースル・カシム(Yaser Kasim)は、日本を恐れてはいないと話している。

 ヨルダン戦で決勝点を挙げ、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたカシムは、「試合が楽しみだ。日本は良いチームで、パスワークに優れている」とコメントした。

「イングランドでパス回しが得意なチームと当たることはあまりないが、そうなったときはまるでチェスのような試合になって、すごく楽しいんだ」

 日本とイラクの試合はブリスベーンで行われ、グループを突破したチームは、準々決勝でイランもしくはUAEと対戦する。