【2月13日 MODE PRESS】2010年2月に死去したデザイナー、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)を題材にした舞台「マックイーン(McQueen)」が5月12日から6月6日までロンドンのセントジェームス劇場で上演されることが明らかになった。脚本はジェームズ・フィリップス(James Phillips)、監督はジョン・ケアード(John Caird)がそれぞれ務める。

 ドレスを盗もうとメイフェア地区にあるマックイーンの邸宅に忍び込んだ女の子が、マックイーン本人と出くわすという筋書で展開されるこの劇では、「幻想的な世界観とダークな夢の世界」を表現する。

 劇はマックイーンが亡くなる前に発表した、創造力に富んだファッションショーにインスピレーションを得ており、公式サイトによれば「ただの伝記ではなく、マックイーンの心の中にあったおとぎ話のような世界観に心酔できる内容」だという。

 またジェームズによるとマックイーンの遺族は上演をサポートしており、彼の姉は劇を「彼のスピリットそのもの」と称賛している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS