いつかは必要になるかも。
黄砂・PM2.5・インフルエンザ予防・風邪・ノーメイクなどなど、マスクを付ける理由は様々ですよね。でも街中や電車の中でみんながマスクを着けていると、なんだか核戦争後の世界みたいで暗い感じがします。それぞれに歴とした理由があるとは思うのですが、着けている人とはコミュニケーションを取りにくいですよね。
中国・上海で活動するアーティスト・Simone RebaudengoさんとPaul Adamsさんが、上海のハッカースペースである「Xin Che Jian」とのコラボレーションで、そんな不安を取り除くようなプロジェクトが生まれました。「UnMask」と呼ばれるこのプロジェクトは、大気汚染問題が原因だったりとマスクを着ける人が多い中国や日本でも、コミュニケーションを円滑に分かりやすくするものです。
マスクは着けると口を隠してしまうため、笑ったりしても口の形が見えません。そこで、マスクの上にLEDマトリクスを取り付け、中に口の動きを感知するセンサを埋め込むことで、装着する人の表情を相手に伝えることができるようにしています。表現出来る表情は、普通・笑い・驚き・キスの4つ。もし、
このまま大気汚染が進み、1日中マスクを着けないといけないような世界になったら、とっても重要なアイデアだと思いませんか?
source: UnMask via Designboom
(徳永智大)