再び2011年グランプリファイナルから
今回は羽生結弦選手のフリーの演技です
Elena Cさんが動画を上げて下さいました
貴重な映像をありがとうございます!
実況:マッシミリアーノ・アンベージ
解説:アンジェロ・ドルフィーニ
(演技前)
☆前に滑った高橋大輔さんの演技についてコメントしています
ア:非常に素晴らしい高橋大輔の演技
不本意な出来だったショートが悔やまれる。本当に残念だ
クリーンなショートなら84~85点でもファイナルの優勝候補になれた
マ:数字データを言うと、歴代第5位のフリーだった
ア:僕達は高橋の偉大な演技に立ち会った
マ:羽生結弦は同国のライバルを上回るために自分を超えなければならない
ショートで少しリードしているけれど、彼のシーズンベストを考慮すれば172点に到達することが如何に難しいか分かるだろう
ア:その通り
羽生は158.88という得点を皆を魅了しながら獲得した。
でも今日はもっといい演技をしなければならない
でも彼にはもっと出来る能力がある
ア:それも事実だ
マ:素晴らしい音楽、グレイグ・アームストロングのロミオとジュリエット
(演技中)
ア:最初はトゥループ
4トゥループ
ア:イーグルから3アクセル
ア:3フリップ
このジャンプもステップから跳んでいる
ア:3ルッツ/3トゥループ
ア:3アクセル/3トゥループ
ア:3ルッツ/2トゥループ/2トゥループ
ア:3ループ
ア:3サルコウで初めてのミス・・・ステップアウト
終盤、羽生は少し疲れているようだ
ア:プログラムを締めくくるのは最低でもビールマン(笑)
いずれにしても驚異的なプログラム(笑)
マ: 3日前に17歳になったばかりだとだけ言わせてもらうよ
ア:マンマ・ミーア!!!驚異的だ・・・何という試合
3サルコウは残念だったけれど、正直言って途方もない演技だった
2本の3アクセル、1本目は素晴らしかった
シーズン中、いつも決まっていたわけではない4トゥループも今日は綺麗に決まった。
この4トゥループはグランプリ第1戦のショートだったと思うけれど、見事に決めて見せた。
ナンソンもグランプリファイナル出場に相応しかったから、この大会に来られなくて残念だったけれど、羽生は明らかに彼より優れている。
マ:クワド1本、2本のアクセルを含むトリプル8本、このプログラムは高橋が獲得した得点にそれほど遠くはないはずだ。
おそらく2人の差は氷上での成熟度だろうけれど、高橋と羽生はタイプが全く異なるスケーターだ
ア:でも羽生だって、何と言うかプログラムコンポーネンツに乏しいとは言えないだろう。
それどころか、途方もないプログラムコンポーネンツだ
スケーティングスキルに関しては高橋より優れているかもしれない
勿論、振付けと表現力ではおそらく高橋の方が完成度が高いかもしれないけれど
大輔の方が成熟しているけれど、高橋と言えば歴代最強のスケーターの一人で、君の言う通り彼の獲得した得点は歴代第5位なのだ。でも羽生はこの得点からそれほど遠くはない。
だから高橋のチームメイトである若き羽生の演技は素晴らしかった。
マ:それに2人の年齢差を考えると、高橋は羽生より9歳近く年上だ。
日本は傑出したレベルの選手を輩出し続けている。ここ数年日本で起こっていることは驚異的だ。
ア:本当に驚異的だ
日本は男子シングルではまだファイナル優勝者を出していない。
マ:確かに、高橋も何度も表彰台に乗っているけれど、一番高い位置に乗ったことはない。
今日も優勝は難しいだろう。ショートプログラムで戦略を誤ったから
ア:その通り、ショートの戦略を間違った。
3フリップ/3トゥループで90点を獲得できたはずだ。
どうしてショートで4トゥループに挑戦したのか理解出来ない
残念ながら現実はこういう結果になったけれど、高橋は残念なショートを圧巻のフリーで挽回した。
いずれにしても日本はトップに立っている。2人のファンタスティコな選手
マ:TES87.21
ア:技術点は高橋と同等だ
マ:166.49は巨大な得点だ
ア:ファンタスティコ!結弦も開いた口が塞がらなくなっている
そしてこちらはエキシビションのフィナーレから
出場選手達が3アクセルに挑戦します。
羽生君の見事な3アクセルへのコメント
同じくエレナさんの動画です
ありがとうございます!
マ:偉大な羽生
ナンバーワンだ!
ア:羽生はファンタスティコ
素晴しい演技だった
この3アクセルを見てよ!
マ:彼はイーグルから止まった状態で跳べる
ア:驚異的だ