SNSをやめる人が続出? なぜTwitterは面白くなくなったのか

http://ascii.jp/elem/000/001/010/1010607/

今は極端に幸せそうな様子や、炎上気味のネガティブな投稿がTLに並ぶようになり、おもしろさを見いだせなくなってきている。また周囲の友人たちも同じように思っているのか、SNSをやめた、という人が増え始めている。
もしかしたら、つながっている、と思っていたSNSが別の役割になり、ソーシャルメディアそのものに違和感を持っている人が増え始めているのではないか。

私が主に利用しているSNSは、TwitterFacebookですが、Twitterでは、フォローしているアカウントのかなりのものがニュース系のアカウントで、読んで情報収集し、それも踏まえつつブログに書くほどではない短い情報発信をしたり(自分のメモ、備忘録的な位置づけもあって)、関心を抱いたツイートをリツイートしたりしています。また、Facebookでは、基本的に友達としてつながっている人との間の情報交換に使っていて、撮影した写真や割と個人的な身の回りの細々としたことについて投稿したり(特に写真はFacebook上で整理でき便利です)、人々の投稿や近況をそこで知ったりして(自分が気づいていなかったことを知って目を見開かされることもあります)、いずれのサービスも自分にとって有益なものになっています。
SNSを「つながる」ことを重視して利用するのは、その性質上、当然といえば当然ですが、あまりそこを重視、期待しすぎると、お互いにつながるのに疲れてしまうことにもなりかねず(昔から「mixi疲れ」などと言われてきたことで今ならFacebook疲れでしょうか)、やめてしまうということにもなります。つながるといっても、そこは緩くつながる程度を普通と考えて、自分を中心として(自分勝手、とは違う意味で)、うまく利用して役立てることが、長続きすることに結びつくような気がします。

5月の検索語(単語・10回以上)

割と普通の5月でしたね。

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2015年06月02日のツイート

サービスの氷14キロ持ち去った疑い 店の注意再三無視

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150603-00000016-asahi-soci

署によると、男は2日午前0時45分ごろ、牛久市ひたち野東1丁目のスーパーで、買い物客へのサービスとして店内に置いていた製氷機から氷約14キロを持ってきたポリ袋1袋に入れて盗んだ疑いがある。手に持って店を出たところで店長に取り押さえられ、通報で駆けつけた署員に引き渡されたという。
この店では、生鮮食品などを買った客なら、氷を備え付けの袋で2袋分まで無料で持ち帰れる。男が購入したのは洗剤1点だった。

先程、ある報道機関からコメントを求められたのですが、「無料」といっても、あくまで、記事にあるように、「生鮮食品などを買った客なら、氷を備え付けの袋で2袋分まで」という条件の下で無料というだけで、その条件に反する持ち去りは、店側の意思に反して物(氷)の占有を移転していることになりますから、窃盗罪における窃取行為そのものということになります。
これが、「ご自由にお持ち下さい」といった表示があればどうか、ですが、ご自由にといっていの制約があることが、従前の経緯(大量に持ち去ろうとして注意されたとか)や具体的な状況から見て取れるのであれば、持ち去りが意思に反する窃取行為になる可能性もないわけではないと思います。ただ、自由に、とあるものを、後出しじゃんけんのように、それは実は自由ではないのだ、と窃盗罪の成立を認めてしまうのは、特に実務的にはなかなか難しいでしょう。店側としても、ここまでが限界です、これが条件です、ということがわかるようにしておくことが、混乱防止や公平のためにも必要ではないかという印象を、記事を読み受けました。
「無料」という言葉に過度に引きずられて好き放題やっては危険、ということでしょうね。

デジタル・フォレンジック概論 フォレンジックの基礎と活用ガイド

デジタル・フォレンジック概論?フォレンジックの基礎と活用ガイド?

デジタル・フォレンジック概論?フォレンジックの基礎と活用ガイド?

東京法令出版から1冊贈っていただきました。ありがとうございました。
少し読んでみたのですが、デジタル・フォレンジックという、今や非常に重要性が高いものの専門外であるとどこに着目して良いかわかりにくい分野について、専門家以外をおそらく想定して、わかりやすく解説されていて、入門書として優れていると思われるとともに、ある程度わかってきても基本に立ち戻る上で読むに値する、その意味でいろいろな読者に対応できる良書ではないかという印象を受けました。
警察庁の技官有志による共著で、警察当局がデジタル・フォレンジックについてどう考えているかを知る上でも参考になるでしょう。専門外と敬遠せず、こういった本も必要に応じて参考にしながら、デジタル・フォレンジックについてきち正面から取り組む必要性を改めて感じました。
私も、今後、必要に応じ取り出して読みたいと考えています。