日本が頼るサウジとイラン 断交で原油価格に影響は[2016/01/06 16:27]

 ガソリンの価格が下がり続けています。6日に発表されたレギュラーガソリンの全国平均価格は、6年7カ月ぶりに1リットルあたり120円台になりました。今後のガソリン価格ですが、実は不安材料もあります。

 日本は原油輸入の8割を中東諸国に頼っているのが現状ですが、その約半分、実に4割はサウジアラビアとイランから原油を輸入しています。しかし、中東では、この2国の「国交断絶」が波紋を広げています。中東情勢に詳しい放送大学の高橋和夫教授は「今よりも情勢が悪化し、サウジアラビアで騒動などが起これば原油価格が上がる可能性がある」と指摘しています。

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