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【市況】NY原油:続落で52.33ドル、ギリシャ、中国、イラン絡みの需給思惑で売り


NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:52.33↓0.20)。52.71ドルから一時50.58ドルまで下落した。ギリシャのデフォルト、ユーロ離脱懸念が、引き続き原油の売り圧力になった。また、中国株式市場が再び下げ、先行き不安が払しょくできない状況も、需要後退思惑による売りにつながった。


一方、イラン核協議の最終合意への交渉は、10日までの延長が決定。マーケットでは、交渉が妥結すれば、イランが制裁解除にともない原油生産・輸出を拡大する、との見方から、世界的な供給過剰感が強まるとの懸念も根強い。

《KK》

 提供:フィスコ

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