安全保障関連法の成立から半年となった19日、各地で廃止を求める市民らが集会を開いた。国のかたちを変える法の施行が29日に予定される中で、若い人たちを含めた市民らが未来に向けてのそれぞれの思いを訴えた。
東京都千代田区の日比谷野外音楽堂では、時折雨が降る中、約5600人(主催者発表)が集まった。野党議員や弁護士らの他に、高校生のグループ「ティーンズソウル」で活動する女子生徒(16)が登壇。「私が大人になっても、戦争がなく、未来の子どもたちが希望を持てる社会であるために行動していきたい」と呼び掛けた。
立ち見席を合わせて約3000人を収容する野外音楽堂が「戦争法廃止!」と書かれたプラカードを持つ参加者で満員となり、会場の外でも声を上げる人たちの姿が見られた。
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