早く日本市場にも格安モデルの上陸を!
マイクロソフトがWindows 10で149ドル(約1万8000円)のネットブックを復活させようとしている本当の理由は……。明らかに北米を中心に急速な普及をみせているChromebookの存在が大きいでしょうね。iPadをはじめとするタブレットが人気を博したものの、やはり市場にはキーボード標準装備のラップトップへの高い需要もあるでしょう。そこへグーグルがChrome OSを搭載する低価格なChromebookを投入したところ大ヒット中~。
なによりもChromebookは、海外では199ドル(約2万4000円)から購入できるモデルが多数そろっているのが魅力ですよね。でも、さすがにそのさらに下の価格帯で、しかもWindows 10が搭載されたミニノートPCが続々と出てきたらマズいんじゃないかな?と思いきや、早くもグーグルが反撃してきましたよ。いきなりChromebookの値下げモデルが登場、149ドル(約1万8000円)で購入できるモデルがそろい始めているんです。
どうやらChromebookは、199ドル(約2万4000円)で購入できる11.6インチのモデルから、15インチサイズで499ドル(約6万円)のモデルまで、二極化が進むようですね。主に発展途上国のユーザー層を狙う低価格モデルには、中国やインドのローカル企業が新たな製造パートナーとして参入。一方、高級路線を目指すモデルには、デル、HP、エイサー、ASUS、レノボ、LGが、これから新製品を次々に投入してくるとされていますよ。
いずれにせよ、多彩なラインナップから自由にChromebookを選べるようになるのは大歓迎でしょう。もっと日本国内の売り場にも、Chromebookが並ぶようになるといいんだけど。
source: Google Chrome Blog
(湯木進悟)