シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

グリフィン家のウェディングノート

2013-12-13 | シネマ か行

豪華キャストに魅かれて見に行った作品です。とかく豪華キャストの作品というのは批判されやすいもの。この作品はどうだったでしょうか。

父:ドンロバートデニーロ。女にだらしなく下ネタ全開。どうしようもない男だが家族のことは愛してはいる。

母:エリーダイアンキートン。ドンとは別れて10年以上。養子アレハンドロベンバーンズの結婚式のために帰ってくる。

アレハンドロの実の母は敬虔なカトリック。養父と養母が離婚していると分かったら大変といまも結婚していることにする。

ビービースーザンサランドン:父のいまの恋人。母の親友でもあった人。ドンと一緒に暮らし、子供たちも半分はビービーが育てたようなもの。

長女:ライラキャサリンハイグル。不妊に悩み夫とうまくいっていない。

長男:ジャレッドトファーグレイス。29歳の現在までなお童貞。医者だしモテるはずだが、信条のためでもなんでもなくただ機会を逃してきただけのよう。

養子:アレハンドロ(バーンズ)。メリッサアマンダサイフリッドと結婚する。

というのがグリフィン家。

なぜか結婚式を挙げる牧師がロビンウィリアムズというここでもまた豪華なキャスト。

ワタクシはこういうの好きです。なんか下ネタもすごいしドタバタしてるけど、これだけのスターが揃うとやっぱり見ているだけでも華やかで面白い。もちろん、これだけのキャスト揃えたのに脚本がもったいないなぁって部分もありますけどね。父と母の偽装の結婚関係とかなんか中途半端だったし、ロビンウィリアムズなんて本当にもったいない限りでしたけど。

まぁベテラン勢は余裕でバケーションくらいのつもりで撮影してたんじゃないかと思うほどです。デニーロとキートン、サランドン、ウィリアムズの4人が撮影の合間に話してるところをのぞいてみたいです。そっちのほうが本編より面白かったりして?

アマンダファンとしては彼女の出番がほとんどなかったのはつまらなかったです。はっきり言ってあのポジションはもっと駆け出しの誰も知らないような女優さんでも良かったような…アマンダちゃん、どうしてこの仕事受けたの?って終始思いながら見ていました。やっぱりデニーロ、キートン、サランドンと仕事ができるっていうのが理由だったのかなぁ。とは言え、ワタクシ、アマンダが出ていなかったらこの作品を見に行くまではしてないと思うので、観客動員には一役も二役も買っていると思いますが。

キャサリンハイグルって顔がちょっと苦手なタイプなんですけど、彼女のコメディセンスはやっぱり若い女優さんの中では抜群じゃないかなぁと思います。シリアスもちゃんとできるし、コメディに必要な独特の間が絶妙ですね。今回はメリッサのお母さんの物真似した時が最高でした。

エドワードバーンズは「どっかで見たことあるけど、誰やっけ~?」と思いながら見ていたら突然思い出して「カスピアン王子やんっ!」って映画館で叫びそうになりました。髪の毛が短くなっていたので分かりませんでした。短髪のほうがよく似合いますね。

90分ほどのコメディですし、軽いタッチのごった煮感を楽しむつもりでご覧になると良いかと思います。



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