『告解』は、カトリックの七秘跡の1つです。現在は『罪の許し』と呼んでいます。 質問者様が、『恋愛相談』として、質問していますので…。 カトリックでは、婚前婚外性交渉、避妊中絶禁止です。なので、カトリック信者が、婚前婚外性交渉、避妊中絶をした時には、『告解=罪の許し』の秘跡を受ける必要があります。 形式は…。 『ゆるしの秘跡ー個別のゆるしの式』(日本カトリック典礼委員会編：カトリック中央協議会発行)より…! (始め)司祭＆信者 父と子と聖霊の御名によって ア-メン 司祭 回心を呼び掛けておられる神の声に心を開いてください。 (神の言葉) マタイの福音書6章14～15。または、ルカの福音書6章35～36を読みます。 (罪の告白) 司祭 神の慈しみに信頼して、あなたの罪を告白してください。 信者 罪の告白 信者 今日迄の主な罪を告白しました。ゆるしをお願いいたします。 (司祭による、勧めと償いの指示) 司祭 それでは、神のゆるしを求め、心から悔い改めの祈りを唱えてください。 信者 詩編51から、または、ルカの福音書15章17～18を唱えます。 (罪のゆるし) 司祭は、信者の上に両手を延べて、唱えます。 全能の神、憐れみ深い父は、御子キリストの死と復活によって、世を御自分に立ち帰らせ、罪のゆるしの為に聖霊を注がれました。神が、教会の奉仕の務めを通して、あなたに、ゆるしと平和を与えてくださいますように。私は、父と子と聖霊の御名によって[十字架の印]あなたの罪をゆるします。 信者 ア-メン (終わり) 司祭 罪をゆるしてくださった神に感謝を捧げましょう。喜びと平和のうちにお帰りください。 信者 ありがとうございます。 信者は、司祭のもとを去り、神に感謝の祈りを捧げ、指示された償いを果たし、再び罪を犯さないように努める。 基本的に、プロテスタント各派では、『懺悔』の形式も、秘跡の扱いも、ありません。 プロテスタントは、「万人(全ての信者が)司祭」であり、自分で、自身の『罪の許し』を行います。なので、個々人の気持ちの持ち方次第です。 イエス=キリストを信じて、洗礼を受けたら、以前の全ての罪は、許されます。ですが、人は、弱い部分があり、罪を犯します。洗礼を受けた後で、罪を犯した時、『罪の許し』の秘跡を受けます。