アポロ14号で月面着陸の聖書、760万円超で落札

アポロ14号で月面着陸の聖書、760万円超で落札
 5月14日、地球上で最も珍しい「書物」の1つとされるマイクロフィルム版聖書が、米ダラスで行われた宇宙関連品の競売で7万5000ドル(約764万円)で落札された。写真はヘリテージ・オークションズ提供(2014年 ロイター)
[ダラス 14日 ロイター] - 地球上で最も珍しい「書物」の1つとされるマイクロフィルム版聖書が14日、米ダラスで行われた宇宙関連品の競売で7万5000ドル(約764万円)で落札された。
顕微鏡で読むことのできるこの聖書は、アポロ13号で月の周りを飛行し、その後、1971年にアポロ14号でエドガー・ミッチェル飛行士とともに月面に降り立った。
米競売会社ヘリテージ・オークションズのマイケル・ライリー氏は「マイクロフィルムに複写されたこの聖書は、欽定訳聖書で新・旧約を合わせ全1245ページがそろっている」と語った。
競売ではこのほか、アポロ12号のアラン・ビーン飛行士が1969年に月面歩行した際に身に着けていた命綱など、さまざまな品が落札された。命綱の落札価格は9万3750ドル。

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