ターゲットは小中学生、ティーンズ向けスマホ登場

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ターゲットは小中学生、ティーンズ向けスマホ登場

本物が欲しいお年ごろ。

バンダイの子会社であるメガハウスは、ティーンズ向けスマホ「Fairisia(フェアリシア)」を発表しました。IIJのデータ通信SIMがセットになっており、1GBの高速通信量込みで2,390円/月となっています。090/080/070音声通話は利用できない代わりに、050でのIP電話での通話をサポート。

通信は3G、CPUは1GHzデュアルコア、メモリはRAM512MB、ストレージ4GBとハードウェア的にはエントリークラスですが、リモートロックや位置情報取得、アプリの利用制限、Wi-Fiセキュリティ、バックアップ、利用時間制限などのペアレンタルコントロール機能など、セーフティー機能「安心パック」が含まれており、子供に持たせても安全なスマホというのを強く打ち出しています。

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また、LINEのような感覚で友達とチャットを楽しめるオリジナルのチャットプリ「tete(ティティ)」、スタンプを作れる「スタンプメーカー」、撮影した写真をデコれる「ガールズデコカメラ」など、ティーンズ思考のアプリがプリインストールされているというのも、本機ならではの付加価値であると言えるのではないでしょうか。

オモチャではなく、本物が欲しい!(子供)

スマホを子供に持たせるのはまだ不安(親)

両者の意見の落とし所として、良いバランス感である気がするなぁ。本体価格は2万2,990円で7月下旬からトイザらスなどキッズ向け玩具販売店、オンラインショップで販売予定です。

プリインストールアプリには、学習のサポートとなる辞書アプリも備わっているので、

「これがあれば勉強がはかどるの!」

ちょっと言い訳くさいですが、両親への説得材料として活用してみてください。健闘を祈る!

source: Fairisia

(小暮ひさのり)