1989年に発売されたゲームボーイ。デザインを担当した横井軍平さんは、暇を持て余したビジネスマンが電卓のボタンを適当に押して時間を潰している姿をみて思いついたというエピソードをご存知でしょうか?
今回はそんなゲームボーイにまつわるトリビアを兄弟メディアコタクジャパンが掲載していたので、そこからいくつか紹介してみましょう。
■ゲームボーイは宇宙空間で初めてプレイされたゲームハードロシアの宇宙飛行士アレクサンドル・セレブロフは、宇宙で「テトリス」をプレイし、「宇宙飛行士誰もがそうであるように、私もスポーツが大好きだ。特に好きなのはサッカーと水泳。フライト中に余暇時間を持てた時にはゲームボーイを楽しんだ。」とのメモを付けてゲームボーイを地球に送り返したんだとか。
彼が遊んだゲームボーイと「テトリス」、そして彼のメモはチャリティーオークションに出品され1220ドル(約12万円)で落札されたそうです。196日間宇宙に滞在し、3000回地球を回った貴重なゲームボーイでした。
■ゲームボーイが作られたきっかけは電卓で遊ぶビジネスマン1989年に発売されたゲームボーイは横井 軍平さんによってデザインされました。横井さんがゲームボーイ開発を始めたのは1986年でしたが、ゲームボーイの起源は1979年。横井さんが電車で帰宅中に見た光景でした。
その電車の中で、暇を持て余したビジネスマンが電卓のボタンを適当に押して時間を潰しているのを目撃し、それがきっかけとなって携帯型ゲーム機の有用性に気づいたのです。それまで玩具会社だった任天堂が開発したゲームと言えば、試験的に出したカラーテレビ用のゲームシステムくらいでした。
その他にもゲームボーイとゲームウォッチの関係や、デザイナーの横井軍平さんのお話など、ゲームボーイを知っている人なら楽しめる話題を紹介していたので、確認してみてください!
source: コタクジャパン
(ギズモード編集部)