【12月15日 AFP】14F1を制したルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が14日、英国放送協会(BBC)が主催する2014年のBBCスポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー(BBC Sports Personality of the Year)賞を受賞し、男子ゴルフの王者ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)を2位に抑えた。

 ハミルトンは、最終戦のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2014)で、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のチームメートであるニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)を退け、自身2度目の総合優勝を果たした。

 今年で61回目を迎える同賞では、第143回全英オープン(The 143rd Open Championship)と第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)でメジャー2大会連続優勝を飾ったマキロイが有力候補とみられていた。

 陸上のジョー・パベイ(Jo Pavey)が3位の得票数となっている。

「これが成し遂げられたのも、僕の素晴らしいチーム、家族、一時は4つの仕事を掛け持ちして僕を支えてくれたお父さん、そして兄弟のおかげです。彼らの存在なしにはあり得ませんでした」と語ったハミルトンは、「ファンの皆さんにも感謝しています。あなた方の愛を感じるので、いつも共に勝ち共に負けるのだと表現しています。英国旗を背負っていることを誇りに思いますし、これからもその名に恥じない仕事をしたいです」と喜びを表現した。

 しかし、ハミルトンの受賞に不満を述べた人々もいた。

 男子ゴルフの対抗戦ライダーカップで欧州選抜としてマキロイと共に戦ったイアン・ポールター(Ian Poulter)は、「@McIlroyRoryが2014年のスポーツ・パーソナリティに選ばれなかったのは、本当にナンセンスだ。@LewisHamiltonには尊敬の念を抱くが、ちょっとおかしいね」とツイッター(Twitter)に投稿している。(c)AFP