【10月27日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2014)第17戦マレーシアGPは26日、マレーシアのセパン(Sepang)でMotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が今季12勝目を飾った。

 2位にはモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)、3位にはロッシの同僚ホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)が入った。

 すでに総合優勝を決めているマルケスは、40分45秒523でレースを制すると、年間勝利数でミック・ドゥーハン(Mick Doohan)氏が持つ歴代最多記録の12勝に並んだ。

 ファンに絶大な人気を誇るロッシは、ロレンソを抜き去り一時はリードを奪ったものの、マルケスに2.445秒遅れの2位に終わった。

 ロレンソは爆発的な速さで集団から飛び出したものの、その勢いを持続できず、ポールポジションからスタートしたマルケスに3.508秒遅れの3位でフィニッシュした。

 マルケスのチームメートで、昨季までマレーシアGPを連覇していたダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)は、ロレンソを追走していた序盤に転倒して順位を下げ、その後マシンを立て直して追い上げをみせたものの、最終的にリタイアに終わった。(c)AFP