肌色満載な映像だったら肌色の光が広がるわけですねわかります。
ディスプレイ内のセカイはディスプレイの中で完結しがち。VRヘッドセットや複数のプロジェクターを使ってセカイを拡張する方法もありますが、16:9で作られた動画のセカイはその範囲からエクソダスできないのが基本です。
映像がベゼルという海峡を超えることができないのなら、雰囲気だけでもセカイを広げちゃえ、というのが「Antumbra」。ディスプレイに表示されている色に合わせて光の色を変えるスマートバックライトで、ディスプレイの背後に装着、壁に投射することで、ディスプレイ背後の壁の色を色々に変えてくれます。
壁が白くないと効果薄。壁まで距離があっても効果薄。そんなデバイスではありますが、環境さえ整っていれば没入感は確実にアップするでしょう。
同じアイディアは今までにもありましたが、「Antumbra」のいいところはプレオーダー価格が35ドルとお安いところと、設置がカンタンなところ。消費電力も2.2wと控えめです。
VJ的な映像がお好きな方、1台いかがですか?
source:Antumbra
(武者良太)