「コンピュータは一家に1台」の原点を築いたデバイスをご存知ですか?

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    「コンピュータは一家に1台」の原点を築いたデバイスをご存知ですか?

    「IBM5100」。

    この型番を見て何か分かる方はかなりのコンピュータ通な方のはず。これは、IBMが今から40年前の1975年に発売した小型コンピュータです。そして世界的な「IBM PC」時代の礎を築いた歴史的な1台なのです。

    何が歴史的だったのか? それはそのサイズです。1960年代後半に発売されていたコンピュータは重量約500kg、大きさは業務用デスク2つ分のサイズでした。しかしこのIBM5100は重量わずか25kg、大きさもタイプライター級のサイズと、わずか5年足らずで軽量・小型化を実現したのでした。このサイズでIBM5100が製品化できたことが、その後の「コンピュータは一家に一台」の流れを作ったそうで、結果的にアップルやマイクロソフトなど当時のスタートアップが立ち上がる原動力にもなったということですよね。

    現代社会へのIBM5100の影響はさまざまな分野に広がっています。ゲーム「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」もその1つ。ネタ元の「無限大(Mugendai)」が詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

    source: 無限大(mugendai)

    (鴻上洋平)