どうして海外オフィスはこんなに格好いいの…。
カリフォルニア州にBeats by Dreの新オフィスが完成しましたよ。アップルに30億ドル(約3,056億円)で買収されたことが記憶に新しいBeats by Dreですが、新オフィスはあのヘッドホンを彷彿とさせるビビッドカラーに、暖かみのあるウッド調がミックスされたようなデザインになっています。
総面積は9765平方メートル。今回新オフィスを手掛けたBestor Architectureは「シリコン・ヴァレーで流行っている子供っぽいデザインよりも、650人の社員たちのために洗練された労働環境を創り出したいと思った」とコメントしています。
確かに、壁の色も単純に鮮やかな色というわけではなく、どこか深みを感じるカラーリングになっている気がしますね。天井も高く広々としていて、とても過ごしやすそうな空間です。
また、ワークスペースコンサルタント会社Loescher Meachem Architectsの協力を得て、天窓から日光がたっぷり差し込むデザインにもなっています。太陽の光は健康管理に欠かせないですし、こうやって社員たちの体づくりを陰ながらサポートしているのでしょう。
全面金色の鏡張りというゴージャスぶり。とてもヘッドフォンメーカのオフィスの中とは思えません…。ぼんやりしていたら奥行きなどの感覚を失って、足を踏み外したり壁にぶつかったりして。
床から天井まで全てホワイトボードになっている会議室。壁だけがホワイトボードになっているところはたまに見かけますが、全てそうなっているのは珍しいですね。これからはこういうところから、Beats by Dreのクリエイティブなアイテムが生まれていくのかもしれません。
とにかく格好いいBeats by Dreの新オフィス。一度でいいから、こういうところで働いてみたいです。日本の企業も海外にならって自由なオフィスをデザインしているところがありますが、もう天井の高さなどからして越えられない壁を感じました。
source: Dezeen
(今野愛菜)