日銀マイナス金利

市場、株安歯止め期待も安定化なお時間

 29日の東京金融市場は、日銀のマイナス金利導入をおおむね好意的に受け止めた。日経平均株価は乱高下した後に大幅反発して取引を終了。外国為替市場の円相場も、約1カ月ぶりに1ドル=121円台の円安水準となった。日銀がついに追加の金融緩和に動いたことで、市場では年初から続いた株安と円高の流れに歯止めがかかるとの期待が高まっているが、中国経済の減速や原油安などのリスク要因は残っており、相場の安定化にはまだ時間がかかりそうだ。

 「全く想定外のタイミングで、大きなサプライズだった」

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