「今日はあまり話すことがない。そして話すことのすべては、スウェーデンとの試合についてだけだ。カッサーノのことも、アマウリのことも、将来私がどこにいるかということも、そういったくだらないことにはまったく興味がない」

スウェーデン代表との国際親善試合を翌日に控え、イタリア代表のマルチェッロ・リッピ監督が17日、記者会見に臨んだ。14日のオランダ戦のときと違い、今回はスタメンを発表しなかった同監督だが、オランダ戦の先発から9人も変更したメンバーで臨むことを認めている。DFクリスティアン・マッジョがデビューし、MFアントニオ・カンドレーヴァがオランダ戦に続いて出場。前線にはジャンパオロ・パッツィーニが入り、キャプテンはFWアントニオ・ディ・ナターレが務める見込みだ。

また、リッピ監督はスウェーデンとの試合について、「大事な試合だ。チームを大幅に変更したくなかったが、入れ替えはあるだろう。バランスを維持できるように、修正を加えていきたい」と話している。

17日の最終練習で、リッピ監督は4-2-3-1のフォーメーションを試している。メンバーはGKがフェデリコ・マルケッティ、4バックにマッジョ、ニコラ・レグロッターリエ、ジョルジョ・キエッリーニ、ドメニコ・クリッシト。中盤はリッカルド・モントリーヴォとダヴィデ・ビオンディーニが入り、2列目はマルコ・マルキオンニとカンドレーヴァ、ディ・ナターレの3選手。1トップをパッツィーニが務めている。