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Raspberry Piに384kHz DACやセンサを拡張する「Apple Pi」。約6,980円

 ビット・トレード・ワンは、Raspberry Piに接続し、ハイレゾ再生やIoT実験などを可能にする拡張ボード「Apple Pi」を7月8日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,980円。

Apple Pi

 5,000円程度で販売されているシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」の拡張ボードとして機能し、384kHz/24bit対応のDACによるハイレゾ再生や、温度/湿度/気圧センサとスイッチ入力を組み合わせたIoT機器実験、赤外線リモコン(送受信)を使用した他機器コントロールなどに利用できる。

 8文字×2行の液晶ディスプレイも付属しているので機器本体の状況インフォメーションも可能で、「Raspberry Piで様々なIoT実験が行なえる」という。

 出力端子はアナログ音声(ステレオミニ)。スイッチ点数は6点、LED出力は2点。重量は約27g。対応機種は、Raspberry Pi Model B+/2B/3B。Apple Piを制御するソフトウェアは、シェル、Python、C 言語の3種を提供予定。

 なお、Apple Piは完成品として販売されるが、CQ出版発行の「トランジスタ技術2016年8月号」との連動企画となっており、8月号付録として製作用基板を添付。雑誌とApple Pi部品セット(店頭予想価格5,480円)を購入することで、Apple Piを制作できる。