最近、仕事が忙しくて体がバテ気味……そんな人は、ぜひ肉を食べて欲しい。肉を食せば疲労回復や新陳代謝に欠かせない「動物性たんぱく質」が摂れるので、忙しいビジネスマンにはもってこい。ということで、残業続きのくたびれた身体を回復させるべく、5月9日にオープンした「ブロンコビリー」の新店でたらふくお肉を食べてきた。

  • 5月9日にオープンした「ブロンコビリー 新小岩店」

「ブロンコビリー」って知ってる?

1978年に名古屋市で誕生し、東海地区を中心に関東・関西を合わせて全126店舗を展開しているステーキ&ハンバーグレストラン。都内には10店舗しかないレアなお店とあって、もしかしたら知らない人も多いかもしれないが、名古屋人にとって「ステーキ、ハンバーグ、と言えば『ブロンコビリー』でしょ!」というほど不動の人気を誇るという。

  • 名古屋で「ステーキ、ハンバーグ」と言えば『ブロンコビリー』

その人気の秘密は、ファミレス離れした味のクオリティとエンタメ要素。素材にこだわった肉や野菜、調理風景が見渡せるオープンキッチン、リアルタイムでお肉を炭火焼きにする様子が見られる大型スクリーン……などなど、随所にこだわりが散りばめられているのだ。

実はスポーツ選手や著名人にもファンが多く、最近はテレビなどで紹介されることも増えてきているとあって、きっと東京で人気に火がつく日も近いはず。僕自身、まだ「ブロンコビリー」に行ったことがなかったので、東京・葛飾区の新小岩店のオープン初日に足を運んでみた。

食べる前から胸がワクワクする演出の数々

店内に入ってすぐに目に飛び込んでくるのは、広々&ピカピカのオープンキッチン。ファミレスでオープンキッチンってなかなか見たことないが、テキパキと調理している様子を眺められるのはなんだか楽しい。

  • アメリカンクラシックな雰囲気の店内もカッコいい

手前には大きなかまどがあり、白い湯気がモクモクと立ち上っている。これもお店のこだわりのひとつで、ご飯はすべてこのかまどで炊かれているのだ。しかも、お米は新潟・魚沼産コシヒカリとあって味もお墨付き。

  • 店内に入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、この大かまど

  • 炊かれたご飯は、ひと粒ひと粒が立っていて美味

その横のケースには、綺麗に陳列された宝石のごとくステーキたちを発見。どれもサシがキレイな入っており、見た目だけでもおいしい肉だとわかる。さらにその横は焼き場になっており、お肉が炭火でジュージューと焼かれる様子を間近で見ることができる。ちなみに、この様子は店内に配されたスクリーンでも生中継されており、お客さんは自分の肉が焼かれているのを見守りながら料理の到着を待てるのだ。こりゃ、食欲をそそられる。

  • 高品質なお肉であることは、誰もがひと目見ればわかるはず

  • 自分の注文したお肉が焼かれているのを眺められるのも、なんだか楽しい

あと、「今日は野菜を食べに来ました」というお客さんも多いというほど、絶大な人気を誇っているのが、おかわり自由の「サラダバー」。ジュニア野菜ソムリエが監修する四季折々のサラダが常時20種以上もそろううえ、すべて店舗でカットされたものとあって、どれもシャッキシャキ! オリジナルのソースとの相性も抜群で、「野菜を食べに来た」というのも頷けるクオリティとなっている。

  • 産地にもこだわった新鮮な野菜のサラダがズラリと並ぶ「サラダバー」

  • どれを食べてもシャッキシャキ! お肉を食べる前にサラダで満腹になってしまわないように注意

  • 健康志向のドリンクも多数揃うドリンクバー

  • 特製のジェラードも食べ放題

味&ボリュームも大満足の肉メニュー

もともとお腹が減っていたのだが、店内のおいしい演出のおかげでもうペコペコ……。そんなとき、待望のお肉が到着。注文したのは40周年記念メニューの「ハッピーコンボセット」(税込6,998円)。ともに名物の「ブロンコハンバーグ(250g)」と「極選リブロースステーキ(300g)」、さらに「骨付きチキンのジャンボレッグ」と「かご盛りポテト」までついた贅沢なセットとなっている。お肉の重量はなんと約1kg!

  • みんなでシェアして食べたい「ハッピーコンボセット」(税込6,998円)

まずハンバーグだが、これがめちゃくちゃ肉! 当たり前だと思ったかもしれないが、フツ―のハンバーグよりも粗びきのミンチになっており、炭焼きなので外はカリッとしていて中がジューシー……と、『めちゃくちゃ肉』感が味わえる食べ応え抜群のハンバーグとなっている。

  • 肉々しさがたまらない「ブロンコハンバーグ(250g)」

次にステーキは、とても柔らかくて脂の旨味もしっかり感じられる一品。仕入れ担当者が産地まで出向いて、牛の飼育環境まで視察して選び抜いているとあって、安全面はもちろん、赤身と霜降りのバランスがよく上質な牛肉のみが使用されているそう。そりゃウマいはずだ……!

  • 肉厚ながらとっても柔らかな「極選リブロースステーキ(300g)」

またチキンは、この40周年メニューでしか味わうことができないレアな料理。食べてみると、ビッグサイズながらも旨味がギュッと凝縮されており、どんどん食が進む。カリカリの衣、南蛮ソースとタルタルソースも好相性だ。

  • このメニューでしか食べられない「骨付きチキンのジャンボレッグ」

仕事に疲れたら「ブロンコビリー」で肉活を

「無性にお肉を食べたい」と思い立ったディナーや休日にガッツリ食べに行くのもいいし、平日の昼には美味なハンバーグが税別680円(サラダバー付きは税別980円)~食べられるお財布に優しいランチメニューも用意されているので、外出のついでにサクッと寄ってみるのもいいだろう。

「ちょっと最近、仕事の疲れが溜まってるな……」なんてときは、ブロンコビリーで肉活をして明日からの仕事への活力を蓄えて欲しい。

●Information
「ブロンコビリー 新小岩店」
住所:東京都葛飾区東新小岩1丁目12-6
営業時間:11~23時
休み:なし
電話:03-6657-6329