スター候補生を守れ!

 日本ハムの2軍本拠地・鎌ケ谷の「ファイターズタウン」正門などに、24時間態勢の防犯カメラを設置する予定であることが10日、分かった。この日、同施設を訪問した藤井純一球団社長(60)は「(犯罪が多発する)こういう時代でもあるし、選手に何かあっても困る」と意図を説明した。

 鎌ケ谷の「勇翔寮」には、中田をはじめ、独身選手らが生活している。「埼玉のダルビッシュ」とも呼ばれる“イケメン”の中村勝投手(17=春日部共栄)がドラフト1位で入団予定でもあり、防犯対策を強化。野球に集中できる環境を提供する。

 同施設は寮、球場、屋内練習場が隣接している。すべての施設に通じる正門や、球場の出入り口に防犯カメラを設置。敷地内の電灯も増やし、明るく照らすことも検討されている。選手の外出姿も映像に残るため、「門限破り」を見張る“一石二鳥”の効果もありそうだ。

 [2009年11月11日10時42分

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