沖縄知事選

与党、弔い合戦に危機感 総裁選と重複も誤算

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土砂の投入に向けて埋め立て予定区域の護岸工事が進む辺野古の沿岸部=沖縄県名護市で2018年4月19日、本社機「希望」から徳野仁子撮影
土砂の投入に向けて埋め立て予定区域の護岸工事が進む辺野古の沿岸部=沖縄県名護市で2018年4月19日、本社機「希望」から徳野仁子撮影

 沖縄県知事だった翁長雄志(おなが・たけし)氏の死去を受け同県知事選が9月に前倒しされたことで、自民、公明両党の選挙戦略に狂いが生じている。自民党は総裁選と日程が重なり県知事選に専念することが困難になった。公明党も米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県外移設を掲げる県本部との調整に時間をかけることができなくなった。

 自民党の塩谷立、公明党の斉藤鉄夫両選対委員長は17日、個別に沖縄県を訪問する。自民党は宜野湾市の佐喜真淳市長(54)の擁立を決めており、公明党も支援する見通しだ。党の県幹部と沖縄の政治状況について意見交換し、政府が当面は見送ることとした普天間飛行場の移設に伴う土砂投入に関しても地元の声を聴取するものとみられる。

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