一気に冷え込む11月。冬のワードローブ計画も準備万端、いざ、冬のおしゃれを楽しむぞ、とワクワクする反面、いかに寒さ対策をするかが問題だ。好む好まざるに関わらず、ニットが不可欠であることは確かだけれど、どこか牧歌的すぎる感じも否めない……。
そんなときに頼りになるのが技ありニットドレスだ。その日の服を選ぶのに時間をかけたくない人にとっても、一枚でモードな雰囲気が手に入るベストソリューションだ言えるだろう。
今季のハイブリッドなニットドレスの代表格は、スカーフが一体化したボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の鮮やかなオレンジニット。また、ジマーマン(ZIMMERMAN)のリボン付きは、コーディネートが重くなりがちな季節にチャーミングな彩りを添える変化球となるだろう。ザ・ロウ(THE ROW)のモダンリュクスなポロネックドレスも、物欲をくすぐって止まないデザイン。
さて、ワードローブの前で途方に暮れるのを防いでくれるニットワンピースだが、余裕があれば、足もとに忍ばせるブーツについても検討してみよう。筆者が狙うのは、プラダ(PRADA)のコンバットブーツやロゼッタ ゲッティ(ROSETTA GETTY)のパイソン柄。まさに今季の個性を主張するデザインだ。
Text: Julia Hobbs