普天間移設

辺野古埋め立て撤回、翁長雄志沖縄知事「私の責任と判断で決断」

 沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は23日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先である名護市辺野古での埋め立て承認の撤回について「私の責任と判断で決断します」と述べた。手続き開始時期は明言しなかった。県庁で記者団の質問に答えた。

 県は週内にも埋め立て承認撤回に向けた手続に着手する方針。翁長氏はこれまで、繰り返し撤回に踏み切る考えを示してきた。撤回を行うためには防衛省の意見を聞き取ることが必要となる。県はこうした手続きを行った上で、埋め立てが予定されている8月17日までに埋め立て承認を撤回したい考えだ。

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