120万ユーロ(約1億6000万円)に加え、クラブワールドカップで優勝すれば、さらに25万ユーロ(約330万円)。これが、リーガエスパニョーラにチャンピオンズリーグ、国王杯、スペイン・スーパーカップ、ヨーロッパ・スーパーカップと数多くのタイトルを獲得し、2009年に見事な活躍をしたバルセロナの選手たちが手にするボーナスだ。

1カ月後にはUAEでクラブW杯が開催され、いまだバルセロナが獲得したことのない、今年最後のタイトルも手にすれば、バルセロナは1シーズンで3270万ユーロ(約43億6000万円)を下らないボーナスを支払うことになる。歴史的な快挙(スペインで3冠を達成したチームがなかったのであれば、6冠はなおのことだ)は、大きな支出へとつながることにもなった。

カタルーニャのスポーツ紙『スポルト』によれば、CLで50万ユーロ(約6600万円)、リーガで40万ユーロ(約5300万円)、国王杯で20万ユーロ(約2700万円)、ヨーロッパ・スーパーカップで10万ユーロ(約1300万円)、スペイン・スーパーカップで5万ユーロ(約660万円)がそれぞれ支払われるという。一部の選手にとっては、年俸を上回る金額だ。これに、3冠達成に対する3万ユーロ(約4億円)相当のブルガリの時計も加わるという。

すでに2770万ユーロ(約37億円)をボーナスで支払うバルセロナは、クラブW杯で優勝すれば、さらに500万ユーロ(約6億7000万円)をプレゼントすることになる。キャプテンのカルレス・プジョールが先頭となって、チームが交渉した結果だそうだ。ただし、クラブW杯に優勝した場合、バルサはFIFAから460万ユーロ(約6億1000万円)の賞金も受け取ることになる。