健康飲料

「健康飲料」という用語は、法律上で定義があるわけではありません。 広く健康の保持増進に資する飲料として販売・利用されているものを指すものとして使われることが多いです。 もっとも、広い意味の健康飲料の中には、法令上通常の食品として取り扱われるものと、法令上で特別の規制を受けるものに分けられます。 前者が「いわゆる健康飲料」として取り扱われるものと認識されることが多いようです。 国の制度としては、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした保健機能食品の制度があります。 この中には、国が安全性や有効性を個別に審査し許可した特定保健用食品(いわゆるトクホ)と、国が定める特定の栄養成分の規格基準に適合した栄養機能食品、 さらに、平成27年4月よりはじまった科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品である機能性表示食品の3つがあります。


■制度上の分類

▼特定保健用食品
特定保健用食品は、特定の保健の目的が期待できることを表示した食品で、保健機能成分(関与成分)を含んでいます。 その保健の効果は当該食品を用いて科学的に検証され、適切な摂取量も設定されています。 国は、その科学的根拠に基づき、安全性や有効性を審査して、許可をされたものだけが、特定保健用食品としてトクホマークを付して販売することができます。

▼栄養機能食品
栄養成分(ビタミン・ミネラル)の補給のために利用される食品で、現在は、ミネラル5種類、ビタミン12種類について基準が定められています。 そして、その定められた栄養成分の機能を表示するものが栄養機能食品です。 栄養機能食品として販売するためには、1日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が定められた上・下限値の範囲内にある必要があります。 また、注意喚起表示等も表示する必要があります。

▼機能性表示食品
安全性と機能性の根拠に関する情報などを消費者庁に届け出て販売する食品です。 特定保健用食品との違いは、消費者庁から個別の許可を受けたものではない点にあります。 その分、事業者にとっては利用しやすいメリットがあり、制度開始以降、商品は増えています。

■健康飲料関連項目

科学的な健康効果が証明されているもの、証明されていないものを含めて、一般的に「体に良い」といわれている製品をご紹介します。

健康水
ミネラルウォーター、活性水素水、電気還元水、有機ゲルマニウム水、バナジウム天然水、海洋深層水、 浄水器/活水器/整水器、レンタルウォーターサーバーなどをご紹介します。

健康茶
生活習慣病予防の1つとして、健康茶の摂取が有効です。

健康コーヒー
健康によいとされているコーヒーをご紹介します。

青汁
野菜不足な人、外食が多い人に『おいしい青汁』!!
青汁とは一般的には「緑黄野菜をすりつぶしたもの(野菜の絞り汁)」の総称です。 材料によりさらにケール青汁や緑茶青汁など様々な青汁がありますが、 そのほとんどが栄養分や食物繊維を豊富に含んでいますので、 不足しがちな栄養分や食物繊維を飲むだけで簡単に補給することができます。

酵素飲料
腸内で酵素が不足すると、さまざまな病気や体調不良が現れます。 血液はすぐにドロドロ状態と化し、動脈硬化を進め、やがて脳梗塞や狭心症、 心筋梗塞などの命取りの病気を引き起こします。 最近の研究で、健康で長生きできる秘訣として『酵素』が大きなカギを握ることがわかってきました。 酵素は、食物の消化吸収をはじめ、呼吸や筋肉の働きに至るまで関係しており、 酵素の働きがなければ、 人間も動物も生きることはできません。 いわば、「生命の源」であり、体に不可欠な栄養素なのです。 腸内で酵素が不足すると、さまざまな病気や体調不良が現れます。 血液はすぐにドロドロ状態と化し、動脈硬化を進め、やがて脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などの命取りの病気を引き起こします。 酵素飲料はそのような状態を予防する効果のある飲料であるとされています。

健康酢
健康志向が高まっている昨今、「酢」の健康効果が注目され、 黒酢、玄米酢、もろみ酢、果実酢などいろいろな種類の健康酢が商品化されています。 健康酢は、高血圧・高血糖・高コレステロール・高中性脂肪・肥満などの生活習慣病の予防や 肝機能強化・痛風予防・疲労回復・ダイエットなどに有効であると言われています。

その他
『ノニジュース』
『サジージュース』
『チキンエッセンス』
『乳清タンパク加工食品(免疫ミルク)』
『ニンジンジュース』
『アロエドリンク(ジュース)』