「ベラビスタ・エレテギア」の検索ワードで、私のブログにきて下さる方が多いので
「エレテギア」を先にアップしますね。
ビラベスタに去年オープンしたメインダイニング「エレテギア」は
こんな迷路の様な回廊の先にあります。
「エレテギア」とは、バスク語で「炭焼き小屋」という意味なんだそうです。
スペインのバスク地方の料理って、どんなでしょ。
ダイニングスペースの真ん中に広いオープンキッチン。
それを囲むように配置されたL字のカウンター。
まず入口で、このカウンター席にするか、プール側のテラス席にするか
どちらにしますか?・・・と、最初に聞かれます。
その次に、ショーケースの置かれているところに案内されて
この中の4種類(牛肉2種類、カモ、??)から、メインをどれにするか選びます。
メインのお肉を、実際に見て選べる事なんてそうそうないので贅沢な気分になれましたが
私はちょっと・・・形そのものが生々しくて、これはパスしたかった(汗)
シェフたちは、バルセロナ、サンセバスチャン、リモと、明るく気取らないスペイン出身者が数人。
メインシェフは、バスク地方で修業をした日本人。
カウンター席に座れば、スペイン語が飛び交い、相場観あふれる調理工程が楽しめそう。
私達は、プール側のテラス席にしましたが、多くの方はキッチン席を選ばれてました。
あとからキッチン席の方が、ライブ感があって楽しめたかなぁ~とちょっと後悔。
でもこちらのプールに面したテラス席も良かったですよ。
6時を過ぎていましたが、夏はまだ日が長いので、今から「夕食」とは思えないほどの明るさ。
私達が泊まった日の前後は満室で、夕食も2部制で、スタッフの皆さんとても忙しかったそうですが
この日はなぜかポッカリと空いた宿泊客の少ない穴場の日だったようで
時間を気にせずゆっくり食事を楽しめました。
店内は、スペインの陽気な曲が流れていましたよ ♪
アオリイカの藁焼き
赤雲丹 海水のイメージで
天然鰆の炙り アホブランコソース
鮮魚の炭火焼 緑のマリスコ
トウモロコシの炙り焼き 生ハム添え
メイン (ショーケースより)
白桃のジェラート 紅茶風味のソース掛け
最後に、コーヒーと共に登場したのがこれ。
煙モクモクのすごい演出・・・ミスターマリック?!・・・・何が出てくるかと思いきや???
フツーの小菓子でした。(~_~;)
エレテギアの料理は、魚介類のオンパレード。
瀬戸内海の海の食材を使った窯焼き料理は、日本とスペインと地中海のコラボ。
凝った料理ではなく、その素材をそのまま生かしたワイルドな料理・・・という印象です。
今まで食べたホテルや宿の料理とは一線を画す内容。
きっと魚介類の好きな人には、喜ばれる内容だと思いますが
・・・・ちょっと魚介が苦手な私には・・・・・・
でも「初・スペインのバスク料理」良い経験になりました。
食べ終わった頃はさすがに暗くなっていました。
また回廊を通って、お部屋に帰ります。
夜のデッキもライトアップされてて、とても素敵。
ロビーで夜食として振舞われる「尾道ラーメン」
夜の10時過ぎにラーメンなんかダイエットの敵!!?と思いながらも
完食してしまった。
さて、次は朝食です。
朝食は、和食にしようか、洋食にしようか、とても迷ったので、2人のスタッフの方に
「どちらがお勧めですか?」と尋ねたら2人とも「和食です!」と即答。
・・・・・なので、和食しました。
和食レストラン「SOBO」 日本庭園を眺めながら落ち着いた空間。
「洋」のベラビスタの中にあるとは思えないほどの、「和」の雰囲気。
とても落ち付きます。
結果・・・和食で大正解。
20種類以上の「おばんざい」がズラリと並び、明らかに体に良さそう~なモノばかり。
若い頃なら迷う事なく洋食を選んだでしょうが、中高年になるとやはり和食がいいですね。
見た目は「茶色」でブログの写真的にはイマイチですが、野菜中心の旬皿が並び、私は大満足でした!
席に着くと、すぐ3種類の「干し魚」を席まで見せに来て下さり「焼き魚はどれにしますか?」と。
そして、ビッフェのおかずを取りに行き、席に戻ったタイミングで
焼き立ての熱々を運んでくれます。本当に美味しかったですよ。
和食処のすぐ前には、鮨をいただける「双忘」
和食は「SOBO」、お寿司は「双忘」と
同じ名前ですが、漢字とアルファベットの違いなのね。
夜、お鮨のプランもあるそうですよ。(HPより) ↓
朝食後、エレテギアの方まで散歩しがてら行ってきました。
朝のエレテギアはどんなでしょう。
s
好きなフルーツを選んで、フレッシュジューズがいただけるようですね。
多分、夜、和食にされた方は、朝は間違いなく洋食のエレテギアを選ばれるでしょうねー
プールの向こう側にある「リボンチャペル」
ここで結婚式が出来ます。
まさにリゾートウエディング!
2本の階段がスパイラル状にチャペル全体を覆っています。
ゼクシーにも載っています。
ここで結婚式をして、その後、エレテギアで披露宴・・・というプランもあるとか。
夕食時、外の景色があまりにもキレイだったので
席を外して、写真を数枚撮ってきました。
瀬戸は日暮れて夕波小波~あなたの島へお嫁にいくの~~♪♪
・・・・と「瀬戸の花嫁」を思わず口ずさんでしまった「瀬戸の夕暮れ」でした。
客室の紹介も簡単にしますね。
コンフォートラグジュアリー。
ランク的には一番下のカテゴリー。
ちょっと失敗だったのは、この日は予約が少なく空いていたので
普通なら、多分もっと景観の良いお部屋にしてもらえたと思うのですが
私達はチェックインより1時間以上前に到着してしまい
「早くお部屋に入れませんか?」と尋ねました。
「今、掃除が終わった部屋が1室しないのですが、そのお部屋でよければどーぞ」と。
早く着替えてプールに入りたかった私達は、OKし
結局、建物の一番奥で(掃除は一番奥から順番にするのね)
ベランダもなく景観のイマイチなこの部屋になってしまいました。
このお部屋でも十分広くて快適だったのですが
景観がイマイチに加えて、毎回毎回、建物の一番奥まで歩くのが結構面倒でした。
アリスさんや紀子様の泊まられた、テラスのあるお部屋を期待していたので、ちょっと残念。
プールバックとビーチサンダル。
このプールバックに荷物を入れて、プールやビ―チへ。
ソファーも、メモカバーも、クマさんも、クッションも、ベットカバーも、室内着も、み~んなデニム生地。
( 尾道は日本有数のデニムの生産地なんだそうです )
この館内着がとても可愛くて、動きやすくて、お持ち帰りしたいぐらいでした。
ちなみに、「デニム」「ジーンズ」「Gパン」の違いを調べてみたら
デニムは生地の事で、デニム生地で作ったズボンを「ジーンズ」「Gパン」と言うんだとか。
私はついつい「Gパン」って言っちゃいますが、娘は「デニム」とか「ジーンズ」と呼びますねー
瀬戸内海を見て「瀬戸の花嫁」を口ずさむこと事体、明らかに「Gパン」世代だけど。
ついでに言えば、「ベスト」を「チョッキ」 「スエット」と「トレーナー」と言うのは私です。
でも・・・私の母は「ネッカチーフ」「シミーズ」と言います。
負けとるがね。(^^;)
話が逸れました・・・・
コスメはブルガリ。
お部屋のお風呂にはアロマキャンドルも。
こういうところも、こだわってるビラベスタ。
大浴場もと~っても良かったです。
プールやデッキやエレテギアばかりに感心がいってて、大浴場の事は全くリサーチ不足だったので
露天風呂がこんなに素晴らしいなんて予想外でした。
クレンジング、洗顔も設置されています。
この開放感のある露天風呂・・・最高でした~!
一番奥が深くなっていて、立って外を眺められる構造になってます。
「明神館」や「赤沢迎賓館」も、このタイプの大浴場でしたね。
さえぎるものが何もないので、
露天風呂の水面に、パノラマの絶景が、鏡のように写し出されています。
いつまでも入っていたい・・・そんな露天風呂でした。
岩盤浴もあります。
それ用の室内着とバスタオルもセットされて置いてあります。
冷たいお水も・・・至れり尽くせり。
湯上りサロン。
雑誌類、レモン水、冷茶、缶ビール、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳と・・・アイスクリーム。
アイスクリーム・・・どこにあるか見つけられない人が多いかも。
これからお泊まりされるみなさん、探してみてね・苦笑
ベラビスタ・・・良かったですねー
広島まで行った甲斐がありました。
「広島」といえば、宿ブロガーには外せない「石庭」という宿があり、2年前に行きましたが
そこよりベラビスタの方がはるかに「私好みの宿」でした。
瀬戸内海の絶景・・・空に溶けるような真っ青な海。
夕焼けに染まるサンセット。
満天の星空。
時間と共に刻々と表情を変えていく大自然が作り出した特等席で
のんびり贅沢な時間を堪能する事ができるこのベラビスタ。
そこで味わう瀬戸内の食材を使った美味しい料理。
プール、ビーチ、温泉・・・
ベラビスタは「瀬戸内の宝石箱や~」 by でこ麻呂