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第38回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介 vol.2 チャンスを手にした若手選手たちの躍動がチームに勢いをもたらす 浦和レッズレディース

2016年12月09日

第38回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介 vol.2 チャンスを手にした若手選手たちの躍動がチームに勢いをもたらす 浦和レッズレディース

2014年リーグ覇者は昨年に続き、今年もなでしこリーグでは苦しい戦いが続いた。開幕戦こそ、優勝した日テレ・ベレーザを相手にアウェイで引き分け、勝ち点を手にしたものの、第2節から6連敗を喫し、一気に順位を落としてしまった。チームはなかなか勝利を積み重ねることができないまま、シーズンは経過。

夏にはオーストラリア代表にも選出された経験をもつ、エミリー・ギルニック選手を獲得。シーズン中盤に行われたリーグカップ戦では予選グループを勝ち抜き、準決勝へ進出。タイトル獲得はならなかったものの、後半戦に向けて手応えを感じる大会となった。迎えた後半戦、巻き返しを図ったものの、連勝と連敗を交互に重ねる苦しい展開のままシーズンを終えただけに、この皇后杯に懸ける思いは強いものがあるだろう。

昨シーズン大きく成長した清家貴子選手、そしてレッズレディースの攻撃を牽引していた吉良知夏選手が怪我の影響でシーズンを通してコンスタントにピッチに立てなかったことが苦戦した要因となったが、この窮地にアカデミーから育った若手選手たちが次々と経験を積み、チームの主軸となるべく成長を遂げた。

U-20日本女子代表としてパプアニューギニアでFIFA U-20ワールドカップを戦ったGK平尾知佳選手、DF乗松瑠華選手、北川ひかる選手はレッズでもレギュラーの座を不動のものとし、FIFA U-17ワールドカップで大会MVPを受賞した長野風花選手をはじめ、小嶋星良選手、高橋はな選手もトップデビューを果たし、さらなる成長が期待される。これから始まる準々決勝以降の戦いにおいても、躍動する若手がチームを活性化させたときには皇后杯初戴冠も現実のものとなるだろう。

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皇后杯準々決勝(12/17開催)

      • 日テレ・ベレーザ
        (なでしこ1部/東京)
vs
      • ジェフユナイテッド千葉レディース
        (なでしこ1部/千葉)
12月17日(土)11:00キックオフ(予定)
Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
      • アルビレックス新潟レディース
        (なでしこ1部/新潟)
vs
      • AC長野パルセイロ・レディース
        (なでしこ1部/長野)
12月17日(土)16:00キックオフ(予定)
ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台レディース
(なでしこ1部/宮城)
vs ノジマステラ神奈川相模原
(なでしこ2部/神奈川)
12月17日(土)19:00キックオフ(予定)
ユアテックスタジアム仙台
浦和レッズレディース
(なでしこ1部/埼玉)
vs INAC神戸レオネッサ
(なでしこ1部/兵庫)
12月17日(土)14:00キックオフ(予定)
Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)

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第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2016年10月22日(土)~2016年12月25日(日)
準々決勝:12月17日(土) ユアテックスタジアム仙台・Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
準決勝:12月23日(金・祝) 味の素フィールド西が丘
決勝:12月25日(日) フクダ電子アリーナ

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