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米朝首脳会談記念コイン デザインに物議も

2018年5月22日 19:34

来月12日に予定されている米朝首脳会談を前にアメリカのトランプ政権が記念コインを発行した。ただ、そのデザインが物議を醸している。

コインにはホワイトハウスから大統領専用機が飛び立つ様子が描かれている。もう片面にはアメリカと北朝鮮の国旗を背景にトランプ大統領と金正恩委員長の横顔が向かい合うように描かれていて、ハングルで「平和会談」と書かれている。

ただ、金委員長を英語で「最高指導者」と記していることには、深刻な人権問題がある国のトップの呼称としてふさわしいのかとの声や、デザインで両首脳を「対等に扱っている」との批判が出ている。

また、北朝鮮が完全な非核化に応じるか、いまだ不透明な中で、「会談そのものを大きな成果として祝している」との指摘も出ている。