【箱根への道】国学院大、脱ダークホースへ

スポーツ報知
国学院大・土方英和

 学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝は10月14日、伊勢路を駆ける全日本大学駅伝は11月3日にそれぞれ号砲、来年1月2、3日には令和最初の箱根駅伝が行われる。今季の大学駅伝は“黄金世代”が4年生となり箱根路で連覇を狙う東海大を中心に、選手層の厚い青学大や東洋大、駒大が追随。ダークホースだった国学院大や法大、帝京大も上位常連校へと進化しつつあり「7強」による駅伝戦国時代が到来。大混戦となりそうだ。

 【国学院大】 脱ダークホースへ、戦力は整った。日本インカレ1万メートルでは土方英和(4年)と藤木宏太(2年)が日本人ワンツーフィニッシュを決め、浦野雄平(4年)は5000メートルで日本人2位。期待のルーキー中西大翔も22日の日体大競技会5000メートルで13分54秒36の同大歴代2位の好記録をマークするなど絶好調だ。

 初めて3大駅伝フル出場となるチームを率いる前田康弘監督(41)は「出雲は上位を争いつつ、余力を残して残り2つへと向かいたい。やはり、箱根での往路優勝と総合3位以内が一番の目標なので」と話した。

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