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20年実用化狙い
内閣府は、準天頂衛星みちびきの位置情報を活用した全国初となるバスの自動運転の実証実験を、今年11月に沖縄県で実施する方針を固めた。政府は2020年の東京五輪・パラリンピックまでに、無人自動走行の移動サービスを実用化する目標を掲げる。日本版GPS(全地球測位システム)を活用すれば、より安定的で高精度の自動運転に向けて大きな前進となる。
内閣府は6月にみちびき2号機の打ち上げに成功した。今年度中に3、4号機を打ち上げ、4基態勢の測位サービスを18年4月から開始する計画だ。従来の米国のGPSだけでは測位誤差は最大約10メートルだが、日本上空を交代で24時間カバーする4基のみちびきを併用すれば誤差を数センチに縮小できるとされる。
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