先月末にHKT48を卒業した指原莉乃(26)が20日、ツイッターを更新し、本紙報道に答える形で“運営幹部就任”を否定した。

 本紙は18日にNGT48山口真帆(23)の卒業公演に訪れた指原の姿をキャッチ。AKBグループ全体に波及した暴行騒動の根本的解決、そしてグループの再建には指原の手腕に期待するというファンの話を引用し「指原莉乃“山口真帆卒業公演”を極秘視察 運営幹部就任の期待」との記事を掲載した。

 これに対し、指原は「東スポさんへ」と題し、丁寧に回答した。

「幹部、なりません。私は自分より何十年も生きている人の人事を決めたり、未成年含む100人以上の人生を預かれるほどの人間ではありません。もちろん向こうだってそう思ってるだろうからお話すら来ていませんし、もし来ても断ります。指原莉乃より」と記した。

 元中心メンバーとして、グループ全体を運営・統括する責任の重さを間近で見つめてきた。つぶやきは本音で、指原は「親愛なる東スポさんだからこそお答えしました」とハートマークも添えた。

 ただ、本紙に掲載されたタクシーに乗車中の自身の顔写真が「paypay」の広告でほとんど隠れてしまっていることには「そんなことより東スポさんの写真ほぼpaypay」と、やんわり“抗議”。

 運営幹部入りは否定したものの、山口らを心配し、わざわざ会場に駆け付けたことは事実で、指原のグループに対する愛情の深さが改めて浮き彫りになった。