1−1のドローに終わったセリエA第12節のローマ戦から一夜明け、インテルのマッシモ・モラッティ会長が試合を振り返った。

「試合を見る限り、最悪の結果ではない。少し疲れがあったと思う。おそらくは両チームにね。とにかく、素晴らしい試合ではなかった。勝てなかったのは残念だが、内容を考えれば、普通の1ポイントを獲得したと思っている。ローマに勝てなくなってもう数年だ。ただ、最後には良い終わりを迎えている。だから、OKだよ」

一方、ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が、インテルはカウンターを防ぐためにシステマティックな戦術的ファウルを繰り返したと批判したことについて、モラッティ会長は「ちょっと怒りをぶちまけたようだが、少しおかしかったね。悪質な試合じゃなかったと思う。我々にはない特徴を植えつけることだから、よろしくない批判だ」と反論している。

また、ジョゼ・モウリーニョ監督がFWマリオ・バロテッリに苦言を呈したことについては、「監督も言っているが、彼ほどの才能があれば、正直もっとできるはずだということを、バロテッリに分からせようとしたんだと思う。とにかく、前線を少し活発化させるために、バロテッリは後半に必要なことをやったよ」とコメントした。