フロスト×ニクソン [DVD]
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フォーマット | 色, 字幕付き, ワイドスクリーン, 吹き替え, ドルビー |
コントリビュータ | ブライアン・グレイザー, エリック・フェルナー, レベッカ・ホール, フランク・ランジェラ, ピーター・モーガン, オリヴァー・プラット, ティム・ベヴァン, サム・ロックウェル, マイケル・シーン, ケヴィン・ベイコン, ロン・ハワード, マシュー・マクファディアン 表示を増やす |
言語 | 英語, 日本語, タイ語 |
稼働時間 | 2 時間 2 分 |
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商品の説明
米テレビ史上最高の視聴者数を記録したショウビズ界の伝説
アカデミー賞受賞監督が、世界中を驚愕させた実話を映画化!
【初回生産仕様】
●パンフレット縮小版
【本篇ディスク特典】
●未公開シーン
●メイキング・オブ・「フロスト×ニクソン」
●リアル・インタビュー
●ニクソン図書館
●ロン・ハワード監督による本編音声解説
【キャスト】
デビッド・フロスト役:マイケル・シーン『クィーン』(06)『ブラッド・ダイアモンド』(06)『アンダーワールド:エボリューション』(06)
リチャード・ニクソン役:フランク・アンジェラ『スーパーマン リターンズ』(06)『グッドナイト&グッドラック』(05)『ロリータ』(97)『デーヴ』(93)
ジャック・ブレナン役:ケビン・ベーコン『ミスティック・リバー』(03)『インビジブル』(00)『マイ・ドッグ・スキップ』(00)
【ストーリー】
1974年、ウォーターゲート事件の汚名にまみれ、チャード・ニクソンは大統領を辞任する。“アメリカ歴史上、自ら辞任した初の大統領”という不名誉なタイトルをまとうが、事件に関する特赦を得、追訴を逃れ政界を去っていった。しかし、任期中の偉業をアピールすることで汚点を消すことを目論む彼はついに、3年間の沈黙をやぶってウォーターゲート事件を含む単独インタビューに答えることを承諾する。ニクソン選んだインタビュアーの相手は、英・豪で活躍し、これを機会にアメリカ進出を目指すコメディアン出身のセレブなテレビ司会者、デビッド・フロストだった。誰もが以外な取り合わせに驚くが、お気軽なテレビの司会者フロスト相手のインタビューは、ニクソンにとって楽にこなせ、また、インタビューでアメリカ国民の心をとらえ政界復帰へチャンスを与えるもののはずだった。しかしながら、それぞれがブレインを抱え取り組むインタビューは、まさに頭脳戦による格闘技。ニクソンは、糾弾から逃れることができるのか?フロストは、国民への謝罪を勝ち取れるのか? 4500万人が目撃したインタビューとその裏側で起こっていた頭脳戦を完全映画化!
【劇場公開情報】
2009年3月28日公開シャンテ・シネ他全国公開作品
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語, タイ語
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.6 x 1.2 cm; 58.97 g
- EAN : 4988102708634
- 監督 : ロン・ハワード
- メディア形式 : 色, 字幕付き, ワイドスクリーン, 吹き替え, ドルビー
- 時間 : 2 時間 2 分
- 発売日 : 2009/8/21
- 出演 : フランク・ランジェラ, マイケル・シーン, サム・ロックウェル, ケヴィン・ベイコン, マシュー・マクファディアン
- 字幕: : 英語, 日本語, タイ語, 韓国語
- 販売元 : ジェネオン・ユニバーサル
- 生産者 : ピーター・モーガン, ブライアン・グレイザー, ティム・ベヴァン, エリック・フェルナー, ロン・ハワード
- ASIN : B002DRBWDM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,434位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,446位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 12,268位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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CGなどのVisual Effectsを駆使した映画ではないため、(Blu-rayではなく)DVDで十分に楽しめます。
ロン・ハワード監督の作品の多くは及第点を満たす出来栄えであると思うが、ワタシには尻すぼみに思える作品も少なくなかった(アポロ13とビューティフル・マインドは好きだ)。
本作品には、所謂『映像的な派手さ』は無い。しかし、ストーリー構成も画面構成も良く、出演者達の細かな演技も素晴らしく目が離せない(科白でなく、表情で語っていることが実に良く分かる)。
ただのインタビューを映画にした話(勿論、その時代を生きたアメリカ人にとっては『ただの』では無いのだろうが)。
しかし、その緊迫感や高揚感は、ヘンに銃をブッ放す映画より秀逸であった。
役者は舞台と同じ。
ニクソンを演じる役者の誇りと悲しみ。
老いたニクソンと 若きフロストの対比はつらすぎる。
やっぱり 若きものが栄光を勝ち取るのだ。
しかし、ニクソンがきちんと認めたことによって彼の歴史における価値は巨大となった。
いい作品。
政治が絡んだ映画というと理屈っぽかったり、暗闘がらみだったりするイメージが先行しますが、本作はラグビーやボクシングの試合のようにも感じます。最後のインタビューを終えた時のノーサイドの雰囲気が好きです。フランクとマイケルは、お互い舞台でも同じ役を演じてきただけあって、間の取り方や話し方、しぐさ等計算されつくした演技が見事です。
最近ではCGや派手なアクション、奇抜な演出といった作品が多い中で、本作は脚本と俳優の演技力による直球勝負の映画です。ロン・ハワード監督の確かな構成力を本作でも確認できました。秀作です。
丁丁発止、スリリングな心理戦に主導権争い。高揚、畏怖、歓喜、憤怒、葛藤、苦悩。これは切羽詰まった後戻りできない大物ふたりの闘い。
報道とは程遠いトークショー司会者との軽視の眼に、捨て身で奔走するフロストもさることながら、やはり、ニクソンの、その綽綽とした策士ぶり、スピーチライターの助けなくとも発せられるウイットに富んだ詭弁、自らのダメージを煙に巻き切り返す狡猾さが一枚上手。しかも、尊大傲慢の陰に瞬時覗く人間的弱さと苦悩。フランク・ランジェラの見事な名演もあり、マイケル・シーンを圧倒。カウンターカルチャーを憎悪する超保守主義者が、魅力的にさえ見えてしまう。
特典として、77年に実際に撮られたインタビューの模様が一部観る事が出来る。この対談の存在を今作で初めて知った者として、実に興味深かった。
なお、挿入された劇場用パンフレットで町山智浩が語っている処によると、ニクソンの最後の改心は、本人ではなく実際は腹心のブレナンの強い助言に依るものだったそうである。
合衆国の歴史上、現在に至るまで任期中に辞任した大統領は彼ひとりだけである。他にはいない。
しかし、彼自身は後任のジョンソン大統領から特赦を受け、罪の一切を問われずに政界から退いた。
任期中の政策の6割は成功だったと評価されて、3割は失政。残りの1割は意図的な不正行為だった。
それから3年後の1973年。そのニクソンに単独インタビューを試みようという企画が持ち上がる。
英国出身でバラエティ番組の司会を務めていたフロスト。米国では成功を収めてはいなかった。
彼にとってはこの仕事は自分を売る大チャンス。100万ドルを超える費用を自腹を切ってまでかき集め、
ニクソンを糾弾し、責任を認めさせるためのブレーンを集めて作戦を練った。
が、ニクソン側にも思惑があった。即ち、このインタビューで自身の大統領時代の栄光を国民に印象付けて、
再度政界に復帰を果たすための足掛かりにしようという・・・・・・。
両陣営の思惑が複雑に絡み合う中でインタビュー収録は開始される。
老獪なニクソンは腐っても元・大統領。巧みな演説でフロストの質問をはぐらかしていく。
大統領が公の場で「自分自身の判断の誤りについて認めた」ということにこのインタビューの意義はある。
それが不正な行為であり、多くの合衆国国民に対する裏切り行為であったことを!。
フロストは最終日までは司会としては「全くの無力」に等しい状態。
それが最後のインタビューで突然「切れ者」に変貌したかのようにニクソンを追い詰めていく。
単に能天気な男なのか?それともやはり実力者だったのか?
ニクソン曰く「君のほうが政治家になるべきだったのかもしれない」
のセリフに対する信憑性が薄いのが難点。
しかし、ノーガードの殴り合いは「最終ラウンドで挑戦者がチャンピオンをKO」の模様だ。
敵対者の政治家か何かだと思っていたら、フロストは、オーストラリア(これだけでアメリカ人は田舎者扱い)
のワイドショーのコメディアン出身の司会者だった。
60万ドルのニクソン陣営との契約に加え、撮影費用もろもろで200万ドルかかっているというから、
実際はフロストのTV業界での権力も相当のものだったのだろうと思うけれど、映像でみるフロストは、
聡明な二枚目というよりは、口のうまい「ええかっこしい」に見える。
契約のインタビューは一回2時間で四日間。毎回のインタビューのたびに、いろんな技が繰り広げられる。
質問の選択から、時間稼ぎ、動揺させたり怒らせたりする心理作戦にいたるまで、まるで、異種格闘技を
見ているよう。
三日が過ぎ、世界最強の弁論者であるアメリカ大統領のテクニックでは圧倒されて失意のどん底に落ちる
フロストに助け舟をだしたのは、なんと、ニクソンだった。しかもニクソンは覚えてないという。
この辺は実際はどうだったのだろうか?
派手なアクションも何もないけれど、これだけ緊迫するビジネスファイトを描いた作品は他にはない。
ニクソン役のフランク・ランゲラはオスカー候補に挙がっただけの堂々たる演技を披露してくれるが、
全員の演技がすばらしい。特に良かったのが、ケビン・ベーコン。いつも執着系の役で、
今回もちょっとそういうところがあるけど、大統領の信奉者を全身で表現している。
でも、ホント、全員の演技がすごくいい!ニクソンとかウォーターゲート事件とかに興味がなくても
必見映画です。
他の国からのトップレビュー
Mir gefällt auch gut, dass es Originalaufnahmen vom Interview gibt.
Apasionante adaptación de una obra de teatro, a su vez inspirada en hechos reales.