マンチェスター・シティFWロビーニョが1月にバルセロナへの移籍を望んでいるのは有名な話だ。だが、今日10日の英紙『デイリー・ミラー』によると、ロビーニョはバルサ側が考えている半年間のレンタル移籍では満足していないという。彼はすべてをすぐに求めている。つまり、できるだけ長期の契約を望んでいるのだ。

そして、バルセロナは総額3300万ユーロの6年契約のオファーを準備しているという。一方で、11日にはマンCが親善試合を行うアブ・ダビに幹部を派遣し、リッチなアラブ人オーナーにスター選手の放出を納得させるべく、3800万ユーロ弱のオファーを提示するそうだ。

ロビーニョはスター選手だが、実際には今季の序盤戦でまったく輝くことができていない(足首のケガにより、3試合の出場のみ)。しかし、マンCのマーク・ヒューズ監督は彼の放出をためらっている。だが最後には、バルセロナのプレッシャーと、決して移籍希望を隠すことのない本人の意向が決め手となるかもしれない。

一方で、マンCは守備の問題を解決するために、DFコロ・トゥーレは弟のバルサMFトゥーレ・ヤヤが適切だとしている。バルサでプレーするヤヤは、今のところスーツケースを準備するつもりはないようだが、コロはそのテクニックやヘディングのうまさ、プレーの視野などから、マンCが彼にとってパーフェクトな場所だと見ている。