無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
悪霊の島 上 単行本 – 2009/9/12
スティーヴン・キング
(著),
白石 朗
(翻訳)
孤島に暮らす男を襲う怪異。友人たちを見舞う怪死。この島には何かがいるのだ! 悪しきものの棲む廃墟の館に隠された秘密とは?
- 本の長さ539ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/9/12
- ISBN-104163285008
- ISBN-13978-4163285009
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/9/12)
- 発売日 : 2009/9/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 539ページ
- ISBN-10 : 4163285008
- ISBN-13 : 978-4163285009
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,964位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 56,978位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
47グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。このパターン好きです。また読み返してみます。
2014年10月10日に日本でレビュー済み
96ページ「一歩進み、二歩進み、三歩進んで四歩進み、そこで頭の中の距離計をゼロにリセットして、それを九回くりかえす。そのあと一回めから九回めのそれぞれの歩数を全部足せば、四十五になる。」文字通りに計算すると、四歩×九回で三十六歩になるではないか。一回め一歩、ゼロにリセットして二回め二歩、またゼロにリセット三回め三歩
、という計算でこそ九回めには確かにトータル四十五歩になるのである。
しかし、わたしにはこの計算方法は少し複雑だ。たぶんキング自身のリハビリ体験だと推測するが、米国の算数教育が日本とは違うせいなのか。
さて、日常生活の描写が驚くほどおもしろいのに比べて、邪悪な物が出現してからの展開が単純に過ぎると思えるのが残念な点だ。
、という計算でこそ九回めには確かにトータル四十五歩になるのである。
しかし、わたしにはこの計算方法は少し複雑だ。たぶんキング自身のリハビリ体験だと推測するが、米国の算数教育が日本とは違うせいなのか。
さて、日常生活の描写が驚くほどおもしろいのに比べて、邪悪な物が出現してからの展開が単純に過ぎると思えるのが残念な点だ。
2016年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直言って、文庫出版順では前作に当たる「リーシーの物語」に落胆して、最高傑作と自画自賛しているキングに翳りを覚えた。訳が悪いとすれば今後は原著で読んでやろうなどとアホな衝動にかられて「Duma Key」を購入したが実は枕にもしていない。その次に読んだのが本訳書。「リーシー~」ほどの期待外れではないが、年を重ねるごとに筆致が冗漫になってきたのだろうか。リフが鼻についてきたこともある。ストーリーテリングにブレを感じてしまう。それでもファン心理で今後も読み続けるのだろうな。商品が新品同様で上下巻併せて半額の値段であったのは買い得であった。
2009年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻は「人は喪失にどう向き合うか」というプロセスがメインテーマだと思いました。
キング自身の事故体験も十分生かされていたのでしょう。
今の年齢でこの創作意欲とクオリティ、アルコールに溺れた時期もあることなど考えると驚嘆するしかありません。
キング自身の事故体験も十分生かされていたのでしょう。
今の年齢でこの創作意欲とクオリティ、アルコールに溺れた時期もあることなど考えると驚嘆するしかありません。
2017年5月9日に日本でレビュー済み
とにかく上巻全体の1/4まで読めば、後は読みたい衝動が止まらない。初めが少し退屈(と言ってもこの先のストーリーに必要な情報であるが)。
2012年6月27日に日本でレビュー済み
一気読みしましたが‥下巻と上巻とでは、印象が違いました
一言でいえば、思いがけずに遭遇した大事故から生還した主人公と、それを囲む家族の、重厚な再生の物語、
の、はずだったんですが、それに較べて敵キャラが底が浅すぎ。ラスボスに至っては「邪魔だから出てくるな」という印象。
思わず笑っちゃいそうな敵やラスボスなど出さずに、過去の宿命や主人公らの能力にからめて
じっくり悲劇を描いてくれていたら、もっと見応えのある人間ドラマになっていただろうと思います。
「ラスボスが浅い」「敵キャラが浅い」の欠点を除けば、全体的には心にしみる、家族愛のリアルなストーリー
だと思います
一言でいえば、思いがけずに遭遇した大事故から生還した主人公と、それを囲む家族の、重厚な再生の物語、
の、はずだったんですが、それに較べて敵キャラが底が浅すぎ。ラスボスに至っては「邪魔だから出てくるな」という印象。
思わず笑っちゃいそうな敵やラスボスなど出さずに、過去の宿命や主人公らの能力にからめて
じっくり悲劇を描いてくれていたら、もっと見応えのある人間ドラマになっていただろうと思います。
「ラスボスが浅い」「敵キャラが浅い」の欠点を除けば、全体的には心にしみる、家族愛のリアルなストーリー
だと思います
2016年1月14日に日本でレビュー済み
事故で片腕をうしなった主人公が静養先の島で絵を描き始めやがて・・・というお話。
全体の四分の三は片腕になった主人公が絵を描き続けるアート小説風に展開して、個人的にはモームの小説等を想起する作風でしたが、初期に書かれた「ペット・セマタリー」を思わせる普通のフィクションっぽかったです。。この辺を面白いか面白くないかで評価が割れるかもしれません。私は面白かったですが。「ペット・セマタリー」もなかなかホラーにならないので途中放棄する方が多いそうなので本作でもそういう方がいらっしゃっても不思議ではないとも言えますが。
そして後半以降に超常現象が起こり始め、ホラーっぽい展開になりますが、個人的にはあまり怖くなく、多少失望する結果になりました。尤も、解説の東氏は怖かったということなので、この辺も評価が割れるかもしれませんが。
前述した「ペット・セマタリー」も全体の四分の三で普通小説風の展開で残りの四分の一でホラーっぽくなり、その四分の一がとても壮絶な描写が待ち受けている、キングの最高傑作ではなくても、キングの小説で個人的に一番怖い作品だったのに比して、今作はあまり怖くなかったので☆の数が少なくせざるを得ません。悪しからず。
これはキングがつまらなくなった、筆力が落ちた訳ではなく、読み手の私が病気で頭がおかしくなったり、加齢で人格等が変わった等に由来する読後感だと思うので、人によっては凄く面白くて怖いかもしれないので、評価の相違はご自身で読んで判断して頂きたいです。
読み手によって評価の分かれそうな大作。おひまならどうぞ。
全体の四分の三は片腕になった主人公が絵を描き続けるアート小説風に展開して、個人的にはモームの小説等を想起する作風でしたが、初期に書かれた「ペット・セマタリー」を思わせる普通のフィクションっぽかったです。。この辺を面白いか面白くないかで評価が割れるかもしれません。私は面白かったですが。「ペット・セマタリー」もなかなかホラーにならないので途中放棄する方が多いそうなので本作でもそういう方がいらっしゃっても不思議ではないとも言えますが。
そして後半以降に超常現象が起こり始め、ホラーっぽい展開になりますが、個人的にはあまり怖くなく、多少失望する結果になりました。尤も、解説の東氏は怖かったということなので、この辺も評価が割れるかもしれませんが。
前述した「ペット・セマタリー」も全体の四分の三で普通小説風の展開で残りの四分の一でホラーっぽくなり、その四分の一がとても壮絶な描写が待ち受けている、キングの最高傑作ではなくても、キングの小説で個人的に一番怖い作品だったのに比して、今作はあまり怖くなかったので☆の数が少なくせざるを得ません。悪しからず。
これはキングがつまらなくなった、筆力が落ちた訳ではなく、読み手の私が病気で頭がおかしくなったり、加齢で人格等が変わった等に由来する読後感だと思うので、人によっては凄く面白くて怖いかもしれないので、評価の相違はご自身で読んで判断して頂きたいです。
読み手によって評価の分かれそうな大作。おひまならどうぞ。
2009年11月1日に日本でレビュー済み
久しぶりのキングの長編は、
期待に違わず非常に面白い作品でありました。
とは言え上巻は少々まどろっこしいです。
じらされる感じがたまりません。
「悪霊の島」の前半は、
事故にあった主人公エドガーが、
デュマ・キーで、
彼を苛んでいた狂気から徐々に人間性を取り戻していくエピソードが中心。
孤独や後悔、苦痛に苛まれるエゴガーが再生していくお話が上巻のメインテーマであって、
その狂気からの脱出自体に実は怪異が絡んでいるらしい、というところまでが明らかにされます。
で、すごいなあと思ったのは、
要はこの上巻は、下巻のクライマックスに向けての長い長い伏線である訳ですが、
伏線でしかないのに上巻だけで読了しても面白いところです。
ともかく上巻では、
なぜエドガーが絵を描くのか、
デュマ・キーの隠された歴史は?とか、
謎だけが提示されていきます。
ここがフラストレーションでもあって、
このじりじり感を楽しめるかどうかで評価が変わってくると思います。
期待に違わず非常に面白い作品でありました。
とは言え上巻は少々まどろっこしいです。
じらされる感じがたまりません。
「悪霊の島」の前半は、
事故にあった主人公エドガーが、
デュマ・キーで、
彼を苛んでいた狂気から徐々に人間性を取り戻していくエピソードが中心。
孤独や後悔、苦痛に苛まれるエゴガーが再生していくお話が上巻のメインテーマであって、
その狂気からの脱出自体に実は怪異が絡んでいるらしい、というところまでが明らかにされます。
で、すごいなあと思ったのは、
要はこの上巻は、下巻のクライマックスに向けての長い長い伏線である訳ですが、
伏線でしかないのに上巻だけで読了しても面白いところです。
ともかく上巻では、
なぜエドガーが絵を描くのか、
デュマ・キーの隠された歴史は?とか、
謎だけが提示されていきます。
ここがフラストレーションでもあって、
このじりじり感を楽しめるかどうかで評価が変わってくると思います。