仕事で、オークションに関わる機会があったので、
知識を総覧したいと思い、購入しました。
オークションの成り立ちから、
イーベイを代表する、現代のオークションについて書かれていました。
結論からいうと、
オークションに負けないためには、
「最初に決めた価格を変えてはいけない」ということです。
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オークションの人間行動学 単行本 – 2008/4/24
ネットオークションでは、どうして落札価格が2番目の価格(をちょっと上回る価格)になるのか知っていますか?
インターネットで身近になったオークションには、独自のメカニズムと理論があります。
経済学の中でもホットな分野である「オークション理論」をわかりやすく解説するのが本書です。
ゲーム理論、行動経済学、実験経済学を駆使して最新の理論がどのように入札行動を分析するのか、
経済学からわかるネットオークションの必勝法とは?
付録では、最新理論に必要な数学的な解説も収録しています。
ネットオークションのユーザーから、学生、教員まで、広く学べる一冊です。
インターネットで身近になったオークションには、独自のメカニズムと理論があります。
経済学の中でもホットな分野である「オークション理論」をわかりやすく解説するのが本書です。
ゲーム理論、行動経済学、実験経済学を駆使して最新の理論がどのように入札行動を分析するのか、
経済学からわかるネットオークションの必勝法とは?
付録では、最新理論に必要な数学的な解説も収録しています。
ネットオークションのユーザーから、学生、教員まで、広く学べる一冊です。
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2008/4/24
- ISBN-104822246639
- ISBN-13978-4822246631
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商品の説明
著者について
ケン・スティグリッツ (Ken Steiglitz):
プリンストン大学コンピュータサイエンスの教授。ニュージャージー生まれ。1963年にニューヨーク大学で博士号を取得。IEEEとACMのフェローで、受賞も多数。著書に“A Digital Signal Processing Primer”、共著に“Combinatorial Optimization: Algorithms and Complexity”がある。
プリンストン大学コンピュータサイエンスの教授。ニュージャージー生まれ。1963年にニューヨーク大学で博士号を取得。IEEEとACMのフェローで、受賞も多数。著書に“A Digital Signal Processing Primer”、共著に“Combinatorial Optimization: Algorithms and Complexity”がある。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2008/4/24)
- 発売日 : 2008/4/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 303ページ
- ISBN-10 : 4822246639
- ISBN-13 : 978-4822246631
- Amazon 売れ筋ランキング: - 615,592位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年5月8日に日本でレビュー済み
内容自体は、標準的なオークションを紹介しつつ、なぜセカンドビットオークションが利用されたり、イングリッシュオークションが主流なのかなど、様々な理論を数式無しで読める点では、幅広いユーザー向けかもしれないです。最初はノンフィクションの読み物程度かなと思って読んでいましたが、補論では数式を使って一般化されているので、教科書的な意味合いもあります。
しかし、なかなかページが進まない原因が翻訳された文章です。数行読み進むとなぜか止まってしまう、そしてまた進む・・一歩進んで二歩下がりながら読んでいます。
後半は、ネットオークション(e-bay)がメイントピックスですので、オークション理論を理論的に学ぶよりも、ある程度のオークション理論の概要をつかんだあとに読んだほうが良いかもしれません。
しかし、なかなかページが進まない原因が翻訳された文章です。数行読み進むとなぜか止まってしまう、そしてまた進む・・一歩進んで二歩下がりながら読んでいます。
後半は、ネットオークション(e-bay)がメイントピックスですので、オークション理論を理論的に学ぶよりも、ある程度のオークション理論の概要をつかんだあとに読んだほうが良いかもしれません。
2016年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、現役ebayオークションスナイパーです。これまで600件くらい落札しています。
先日読み終えました。
様々な提起した問題を、実験や著者の「古銭」オークションでの実体験などを交え検証しています。
専門用語が頻繁に出てくるためなのか読み進めるのが難しいところも多々ありましたし、補論での数式を使ったところは全くわからず飛ばしましたが、現役ebayオークションスナイパーとしては、今まで知らなかったebayや売り手側の戦術などを知ることができ、購入した甲斐がありました。
買い手側に関する記述については、オークションスナイパーとして実戦の中ですでに得た自分の感覚を理論的に裏付けることができました。8年も前の本ですが、今なお有用なところは多いと感じました。
オークションにある程度参加したことがあり、今後より参戦しようと思っている方は、一読されてみてはいかがでしょうか。
先日読み終えました。
様々な提起した問題を、実験や著者の「古銭」オークションでの実体験などを交え検証しています。
専門用語が頻繁に出てくるためなのか読み進めるのが難しいところも多々ありましたし、補論での数式を使ったところは全くわからず飛ばしましたが、現役ebayオークションスナイパーとしては、今まで知らなかったebayや売り手側の戦術などを知ることができ、購入した甲斐がありました。
買い手側に関する記述については、オークションスナイパーとして実戦の中ですでに得た自分の感覚を理論的に裏付けることができました。8年も前の本ですが、今なお有用なところは多いと感じました。
オークションにある程度参加したことがあり、今後より参戦しようと思っている方は、一読されてみてはいかがでしょうか。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読んでいる途中ですが、かなり面白いです。1円オークションとかバンバンやっているヒトは役に立つと思います。
2012年5月24日に日本でレビュー済み
絵画の高額落札がニュースになり,サザビーズやクリスティーズなどの伝統的なオークションハウスの名前を耳にすることはしばしばある。しかし,それでも「オークション」というとeBayやYahoo!などのインターネットオークションを思い浮かべるひとも多いかもしれない。本書は,コンピュータサイエンスを専門とする著者による,新しいタイプのオークション理論についての入門書である。本書の特徴は,「インターネットオークション」に固有な問題に対して多くのページを割いているという点にある。
オークション理論は,「出品されている商品に対する入札者の評価値」や「入札者が他者の入札行動を観察できるかどうか」などを基準としてオークションを幾つかのタイプに分類したうえで,出品者や入札者の行動を分析する。この分類は,伝統的なオークションハウスで行われるオークションや公共事業の競争入札に対してはそれなりにうまい分類方法であると言える。しかし,既存のオークション理論による標準的な分類には馴染まないたくさんのオプションや機能がインターネットオークションには備わっている。例えば,自動延長ルールや即買価格,出品期間の長さなどである。そのため,スナイピング(狙い撃ち入札)といったインターネットオークション特有の現象も観察される。著者は,多くの学術的な成果を援用しながら,これらの問題を解説している。
もちろん,本書では標準的なオークション理論の結果も非常に分かりやすく解説されている。二位価格オークションでは真実表明がなぜ常に望ましいのか,一位価格オークションでは入札額を低くしなければならないのはどうしてなのか,それにもかかわらず出品者にとってはどちらのオークションで商品を売っても収入が平均的には同じなのはどうしてなのか,などが,本書を読めば直観的に理解できるだろう(また,議論に必要な数学が付録として掲載されている)。
オークション理論を分りやすく解説した入門テキスト(またはテキストの中の幾つかの章)はある程度存在するが,インターネットオークションに固有の問題を解説した本は少ないように思う。その意味で,インターネットオークションに関心を持つすべてのひとに本書はおススメできる。
オークション理論は,「出品されている商品に対する入札者の評価値」や「入札者が他者の入札行動を観察できるかどうか」などを基準としてオークションを幾つかのタイプに分類したうえで,出品者や入札者の行動を分析する。この分類は,伝統的なオークションハウスで行われるオークションや公共事業の競争入札に対してはそれなりにうまい分類方法であると言える。しかし,既存のオークション理論による標準的な分類には馴染まないたくさんのオプションや機能がインターネットオークションには備わっている。例えば,自動延長ルールや即買価格,出品期間の長さなどである。そのため,スナイピング(狙い撃ち入札)といったインターネットオークション特有の現象も観察される。著者は,多くの学術的な成果を援用しながら,これらの問題を解説している。
もちろん,本書では標準的なオークション理論の結果も非常に分かりやすく解説されている。二位価格オークションでは真実表明がなぜ常に望ましいのか,一位価格オークションでは入札額を低くしなければならないのはどうしてなのか,それにもかかわらず出品者にとってはどちらのオークションで商品を売っても収入が平均的には同じなのはどうしてなのか,などが,本書を読めば直観的に理解できるだろう(また,議論に必要な数学が付録として掲載されている)。
オークション理論を分りやすく解説した入門テキスト(またはテキストの中の幾つかの章)はある程度存在するが,インターネットオークションに固有の問題を解説した本は少ないように思う。その意味で,インターネットオークションに関心を持つすべてのひとに本書はおススメできる。
2008年5月14日に日本でレビュー済み
インターネットオークションについて,これほど読みやすく,かつ理解を深めてくれるものはないだろう.これを読めば,オークションの制度の謎 ― 例えば,最高入札額がなぜ開示されないのか ― について,理論的に理解できる.本書は,e-bay の2位価格落札制度を解説しており,日本のヤフオクでは1位価格での落札なので,留意して読む必要があるが,そのことが全体の趣旨を損なうことは全くない.むしろ,制度こそが,オークションの真の勝者を選ぶことを理解するうえで,かえって良い思考実験の場所を提供している.
オークションは資源配分の場であり,経済学では極めて重要な役割をになう場所である.にもかかわらず,振興のインターネットオークション市場について,ここまできちんと分析されたものは少ない.平易で気取らない文章だが,言及している内容は極めて奥深い.学術的な新しい知見が一度に得られる.落札者が自分の留保価格より払いすぎる「勝者の呪い」や,他人の入札価格を引き上げるいじわる行為,などについても,実験経済学の文献を引用しながら解説されている.例えば,本書では,制度および開示される情報が「勝者の呪い」にどう影響するかについて理解するのにそう時間はかからない.しかしこのテーマに取り組んだ著名な学術書には,Kagel and Levinの Common Value Auctions and the Winners Curse (Princeton)があり,この393ページにわたる高価な洋書を買って,辞書を引きながら読むのに比べると,3日もあれば読み切れるこの本は,有難いショートカットとなっている.
著者は自分のオークション利用の体験をふんだんに盛り込んでいて,あまり引いた視点でかかれていないのもいい.もし,この本をもっと楽しみたければ,1度オークションに参加することをお勧めする.著者がオークションの体験で得られる直感や疑問のすべてに回答していることがわかる.
オークションは資源配分の場であり,経済学では極めて重要な役割をになう場所である.にもかかわらず,振興のインターネットオークション市場について,ここまできちんと分析されたものは少ない.平易で気取らない文章だが,言及している内容は極めて奥深い.学術的な新しい知見が一度に得られる.落札者が自分の留保価格より払いすぎる「勝者の呪い」や,他人の入札価格を引き上げるいじわる行為,などについても,実験経済学の文献を引用しながら解説されている.例えば,本書では,制度および開示される情報が「勝者の呪い」にどう影響するかについて理解するのにそう時間はかからない.しかしこのテーマに取り組んだ著名な学術書には,Kagel and Levinの Common Value Auctions and the Winners Curse (Princeton)があり,この393ページにわたる高価な洋書を買って,辞書を引きながら読むのに比べると,3日もあれば読み切れるこの本は,有難いショートカットとなっている.
著者は自分のオークション利用の体験をふんだんに盛り込んでいて,あまり引いた視点でかかれていないのもいい.もし,この本をもっと楽しみたければ,1度オークションに参加することをお勧めする.著者がオークションの体験で得られる直感や疑問のすべてに回答していることがわかる.