ハヤカワ新書ジュースは先進的な内容の本が多くて良かった。
本書からも情報整理(僕はこれがいまだ大好き)のテクを色々と伝授してもらった。
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グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice 9) 単行本 – 2009/12/1
- 本の長さ366ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/12/1
- ISBN-104153200093
- ISBN-13978-4153200098
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/12/1)
- 発売日 : 2009/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 366ページ
- ISBN-10 : 4153200093
- ISBN-13 : 978-4153200098
- Amazon 売れ筋ランキング: - 904,777位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126,674位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年5月31日に日本でレビュー済み
著者の失読症対策が起源の整理術の方向性が述べられています。
大きな主張としては、どうしても記憶する必要がある事実なら物語とセットで覚えること、Gmailをスクラップブックとして使うこと、Googleカレンダーを家族や同僚と共有する事を薦めています。
著者の基本スタンスとしては、後から情報を利用するときのために検索用のタグを付けて脳みそやデジタルの道具に放り込み、後で知人と共有して目的を達成しようという方針のようです。
意思決定方針の章もあるのですが、他の章と比べて主張がかなり弱くなっているのがもったいない気もします。
いいアイデアも色々書かれているのですが、本のページ数と比べると内容が薄い印象を受けます。
その分いろいろな日常のエピソードが多いので、エッセイ的に気軽に読むのが妥当でしょう。
大きな主張としては、どうしても記憶する必要がある事実なら物語とセットで覚えること、Gmailをスクラップブックとして使うこと、Googleカレンダーを家族や同僚と共有する事を薦めています。
著者の基本スタンスとしては、後から情報を利用するときのために検索用のタグを付けて脳みそやデジタルの道具に放り込み、後で知人と共有して目的を達成しようという方針のようです。
意思決定方針の章もあるのですが、他の章と比べて主張がかなり弱くなっているのがもったいない気もします。
いいアイデアも色々書かれているのですが、本のページ数と比べると内容が薄い印象を受けます。
その分いろいろな日常のエピソードが多いので、エッセイ的に気軽に読むのが妥当でしょう。
2010年6月7日に日本でレビュー済み
新書としては厚い本だが、内容は少ない。1/3位まで読んであとは流し読みしてしまった。Gmailなどグーグルのサービスを日常的に使っている人にはあまり発見はないと思う。
著者が失読症をどのように克服したのかということにも興味があったが、これもよく分からなかった。
著者が失読症をどのように克服したのかということにも興味があったが、これもよく分からなかった。
2010年2月4日に日本でレビュー済み
この本を手に取った理由は2つありました。
1つは、グーグル社についての情報収集を行うこと
もう1つは、デジタル情報の整理に汲々としている現状をなんとかするため
正直に言えば、それら2つの目的は、十分に果たされませんでした。
グーグル社の元CIOとはいえ、書かれている内容はご本人の体験談に基づいた普遍的な事柄であり、
デジタル情報の整理については、まえがきから「この本はHow to本、Tips集ではない」と自ら語られている通り、
具体的なノウハウは脇役として添えられている程度です。
従い、タイトルから上記のような目的で購入を検討されている方は、別の本を当たられたほうが妥当かと思います。
しかし、その前書きから引き込まれ、目的を忘れて読みふけってしまう本でもありました。
グーグル社のCIOといえば、情報の取り扱いのプロ。
情報の波に飲み込まれることもなく、完璧に整理された頭脳で、効率よく仕事をこなしているのだろうと思っていたら、そうではなく、
失読症であるがゆえに、通常の人より多くの苦労と試行錯誤をしながら、自分なりの整理術・仕事術を確立してきたというのです。
そんな著者なので、自分のやり方は普遍的なものではなく、読者個々人が 自分にあったやり方を見つけることが重要と繰り返し説きます。
よって、この本は自己啓発本として読むべきでしょうし、その意味で、大変良書だと考えます。
(ちなみに、『参考までに』と自身のやり方を惜しみなく開示してくれていますので、自分のやり方を考える糸口も得られると思います)
何よりも気に入った点は、文章の明るさとフランクさ。
持病のこと以外にも、著者の人生に起こった悲劇的なできごとが、情報整理の重要さを物語る挿話として描かれますが、
わざとらしさも説教くささもなく、読みやすく、勇気付けられる人も多いと思います。
1つは、グーグル社についての情報収集を行うこと
もう1つは、デジタル情報の整理に汲々としている現状をなんとかするため
正直に言えば、それら2つの目的は、十分に果たされませんでした。
グーグル社の元CIOとはいえ、書かれている内容はご本人の体験談に基づいた普遍的な事柄であり、
デジタル情報の整理については、まえがきから「この本はHow to本、Tips集ではない」と自ら語られている通り、
具体的なノウハウは脇役として添えられている程度です。
従い、タイトルから上記のような目的で購入を検討されている方は、別の本を当たられたほうが妥当かと思います。
しかし、その前書きから引き込まれ、目的を忘れて読みふけってしまう本でもありました。
グーグル社のCIOといえば、情報の取り扱いのプロ。
情報の波に飲み込まれることもなく、完璧に整理された頭脳で、効率よく仕事をこなしているのだろうと思っていたら、そうではなく、
失読症であるがゆえに、通常の人より多くの苦労と試行錯誤をしながら、自分なりの整理術・仕事術を確立してきたというのです。
そんな著者なので、自分のやり方は普遍的なものではなく、読者個々人が 自分にあったやり方を見つけることが重要と繰り返し説きます。
よって、この本は自己啓発本として読むべきでしょうし、その意味で、大変良書だと考えます。
(ちなみに、『参考までに』と自身のやり方を惜しみなく開示してくれていますので、自分のやり方を考える糸口も得られると思います)
何よりも気に入った点は、文章の明るさとフランクさ。
持病のこと以外にも、著者の人生に起こった悲劇的なできごとが、情報整理の重要さを物語る挿話として描かれますが、
わざとらしさも説教くささもなく、読みやすく、勇気付けられる人も多いと思います。
2010年4月25日に日本でレビュー済み
GoogleのCIOを務めたダグラス・C. メリルによる情報整理術ということで、さぞかしGoogleを初めとするITを駆使した新世代の情報整理手法が盛りだくさんなのだろうと思って読みましたが、実際にはそうした手法の紹介はほんの一部で、その大半が人生におけるリスク管理を主体とした生き方の指南書という内容でした。それは彼が失読症であったことや認知科学を勉強したことなどの彼の得意な経歴から導き出されたものです。
下記に彼が唱える整理の原則20条を引用します。指南書であるというのがよくわかると思います。
1.脳の負担がなるべく少なくなるように、生活を組み立てよう
2.なるべく早く、頭の中から情報を追いだそう
3.「ながら作業」は一般的に効率を低下させる
4.物語を使って覚えよう
5.いつもそうしているからといって、そうしなければならないわけではない
6.知識は力ならず。知識の共有こそ力なり
7.思いこみの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜ける術を身につけよう
8.自分を決めつけるのではなく、自分自身に心から正直になろう
9.制約を無視すべきケースを知ろう
10.エンジンをかける前に、どこへ向かっているのか、どうやって向かうのかを明確にしよう
11.目標の達成方法に幅を持たせよう
12.情報を整理するのではなく、検索しよう
13.本当に記憶の必要なことだけを記憶しよう
14.大きなかたまりを、小さなかたまりに分けよう
15.週一回、重要な情報を見直す時間を設けよう
16.完璧な整理術などない
17.あとで検索しやすいように、デジタル情報には関連キーワードを追加しよう
18.文脈の変化を見越して、メモを取っておこう
19.文脈の似た仕事をまとめて行おう
20.仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、融合させよう
以上が本書の要約でもあるわけですが、ご覧になってわかるように情報整理「術」的な項目はほんの少しであり、人生学的な内容になっています。
数多の情報整理の本が、テクノロジーありきや、テクニック・整理方法ありきで出来ていますが、本書は「16」にあるように「完璧な整理術などない」という前提のもとに、各自に合った情報整理や生き方のためのヒントを提供しています。
個人的には彼の生きるヒントには共感するところが多いのですが、「グーグル時代の」や「情報整理術」といったタイトルで本書を選んだ読者層にはその要求に応えていないように思えますし、私自身も期待した内容ではなかったことに失望を感じ得ません。せめて「グーグルCIOによる混乱した時代を生き抜くヒント」みたいなタイトルであったならと思います。
情報整理「術」を求めている方には残念な内容ですが、ストレスフルな現代を効率的に生きていくためのコツを探している方には良い内容だと思います。
下記に彼が唱える整理の原則20条を引用します。指南書であるというのがよくわかると思います。
1.脳の負担がなるべく少なくなるように、生活を組み立てよう
2.なるべく早く、頭の中から情報を追いだそう
3.「ながら作業」は一般的に効率を低下させる
4.物語を使って覚えよう
5.いつもそうしているからといって、そうしなければならないわけではない
6.知識は力ならず。知識の共有こそ力なり
7.思いこみの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜ける術を身につけよう
8.自分を決めつけるのではなく、自分自身に心から正直になろう
9.制約を無視すべきケースを知ろう
10.エンジンをかける前に、どこへ向かっているのか、どうやって向かうのかを明確にしよう
11.目標の達成方法に幅を持たせよう
12.情報を整理するのではなく、検索しよう
13.本当に記憶の必要なことだけを記憶しよう
14.大きなかたまりを、小さなかたまりに分けよう
15.週一回、重要な情報を見直す時間を設けよう
16.完璧な整理術などない
17.あとで検索しやすいように、デジタル情報には関連キーワードを追加しよう
18.文脈の変化を見越して、メモを取っておこう
19.文脈の似た仕事をまとめて行おう
20.仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、融合させよう
以上が本書の要約でもあるわけですが、ご覧になってわかるように情報整理「術」的な項目はほんの少しであり、人生学的な内容になっています。
数多の情報整理の本が、テクノロジーありきや、テクニック・整理方法ありきで出来ていますが、本書は「16」にあるように「完璧な整理術などない」という前提のもとに、各自に合った情報整理や生き方のためのヒントを提供しています。
個人的には彼の生きるヒントには共感するところが多いのですが、「グーグル時代の」や「情報整理術」といったタイトルで本書を選んだ読者層にはその要求に応えていないように思えますし、私自身も期待した内容ではなかったことに失望を感じ得ません。せめて「グーグルCIOによる混乱した時代を生き抜くヒント」みたいなタイトルであったならと思います。
情報整理「術」を求めている方には残念な内容ですが、ストレスフルな現代を効率的に生きていくためのコツを探している方には良い内容だと思います。
2012年8月1日に日本でレビュー済み
初めから、Gmail、グーグルカレンダーなどの効果的使用法、検索する上での裏技的な項目(日本語には未対応のものあり)をふんだんに述べるなんてことはしない。著者はグーグルの元CIO(最高情報責任者)である。少年時代の失語症での苦しみ⇒認知科学⇒脳の機能などを大学で学んだ結果説く…整理術であると、いたく論理的な御話。著者御得意の心理学から・・・情報整理の第一歩は、“自分を見つめて、脳のストレスを減らしてから、自分の人生を整理すること”と述べている。えっ、仕事にならないジャン、矛と盾じゃないの〜。なんて深読みせずに、現代社会にPCは不可欠、便利な機能を使って仕事を能率的にこなし…ストレスを発散させよう!しかし、著者の言葉は、次なるステップ“仕事とプライベートの融合”にまで及んでいる。さぁ〜どうする若者よ!
話としては面白く読みました。
話としては面白く読みました。
2010年3月18日に日本でレビュー済み
グーグルとタイトルに付く限りは期待してしまうのが人情と言うもの。しかしながら本書はただのエッセイという感じで少々がっかり。
私はIT業界の人間なのですが本書で書かれてあることは知っているようなことばかりで残念です。ハウツー本でもありませんので特に得る物もなく…机が散らかっていてもそれで良い、などもそれなりに整理術や脳科学の本を読んだ方であれば当たり前のよく聞くお話で、薄い本ではないのも手伝ってだらだらとした印象を受けました。
上記、少し酷評してしまいました(反省)。 IT業界の方が期待を持って読むには役不足だと思いますが、他のレビューアの評価は高いので整理術としては良い本なのかもしれません。ただしハウツーものではありませんのでご注意を。
私はIT業界の人間なのですが本書で書かれてあることは知っているようなことばかりで残念です。ハウツー本でもありませんので特に得る物もなく…机が散らかっていてもそれで良い、などもそれなりに整理術や脳科学の本を読んだ方であれば当たり前のよく聞くお話で、薄い本ではないのも手伝ってだらだらとした印象を受けました。
上記、少し酷評してしまいました(反省)。 IT業界の方が期待を持って読むには役不足だと思いますが、他のレビューアの評価は高いので整理術としては良い本なのかもしれません。ただしハウツーものではありませんのでご注意を。
2010年9月6日に日本でレビュー済み
グーグルのCIOを勤めた人物の書いた整理術の本。読み易いし、また、面白いと思うが、「整理術」という文脈で言うと、特別に新しい情報は無いと思う。
まず社会が課す様々な制約の中で、どのように考えて行動するか、という話。次に、アナログによる整理(紙)とデジタルによる整理の話(クラウド)、また、Gメールなどのグーグルのツールをどう利用するのか、という話。そして、最後に、仕事とプライヴェートとの関わり方についての話が少し。
パート1と、パート2に書かれているのは主として、自らが置かれた状況の中で、いかにして行動するか、という話だ。ここで展開されている、覚えるべき事柄に物語を結び付けて記憶する、或いは、無理に整理せずに、後から検索などで調べられるようにしようというのは、それぞれ、森博嗣がブログやエッセイというで書いている内容、また、野口悠紀雄の超整理法などで書かれている方法と基本的に共通だ。グーグルのサービスについては、整理法という点は別にしても数多くの本で解説されている。
このように、一つ一つのトピックとしては、新しい要素は無いが、洋の東西を問わず、良く似た方法が出てくるというのは、それはそれで興味深い。また、エピソードなども交えつつで読み易いし、各章末にその章の内容がまとめられており、その点でも好感が持てる。結局の所、自分はどうしたいのか、どうありたいのか、まずはそこを見極める必要があるのかもしれない。少なくとも方法としては幾つもあるのだから。
まず社会が課す様々な制約の中で、どのように考えて行動するか、という話。次に、アナログによる整理(紙)とデジタルによる整理の話(クラウド)、また、Gメールなどのグーグルのツールをどう利用するのか、という話。そして、最後に、仕事とプライヴェートとの関わり方についての話が少し。
パート1と、パート2に書かれているのは主として、自らが置かれた状況の中で、いかにして行動するか、という話だ。ここで展開されている、覚えるべき事柄に物語を結び付けて記憶する、或いは、無理に整理せずに、後から検索などで調べられるようにしようというのは、それぞれ、森博嗣がブログやエッセイというで書いている内容、また、野口悠紀雄の超整理法などで書かれている方法と基本的に共通だ。グーグルのサービスについては、整理法という点は別にしても数多くの本で解説されている。
このように、一つ一つのトピックとしては、新しい要素は無いが、洋の東西を問わず、良く似た方法が出てくるというのは、それはそれで興味深い。また、エピソードなども交えつつで読み易いし、各章末にその章の内容がまとめられており、その点でも好感が持てる。結局の所、自分はどうしたいのか、どうありたいのか、まずはそこを見極める必要があるのかもしれない。少なくとも方法としては幾つもあるのだから。