24日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第5節で、インテルと対戦するバルセロナ。FWズラタン・イブラヒモビッチはこの一戦への出場を望んでいる。筋肉の問題を引きずっている同選手だが、インテル戦と続くレアル・マドリーとのリーグ戦という大事な時期に、ペップ・グアルディオラ監督のチームに戻ってくることができそうだ。

そして、バルサのサポーターはそれを本当に願っている。わずか数カ月のうちに、イブラヒモビッチはバルサにとって重要な駒となったのだ。イブラヒモビッチ本人も『fifa.com』のインタビューに対し、これほど早くに適応できるとは思っていなかったと話している。

「こんな風にシーズンを始められるとは思っていなかった。良いスタートを切りたいとは思っていたけど、適応するための時間が必要だと考えていたんだ。だけど、チームメートたちと監督がすごく助けてくれた。今もさらに助けてくれている。これほどのタレントたちと一緒にプレーすれば、自分の仕事だけを心配すればいい。あとは自然についてくるものだ」

「グアルディオラとジョゼ・モウリーニョの違い? グアルディオラは練習中に何かを説明したいとき、体を使って説明する。彼はハイレベルな選手でもあったからね。だけど、結局は2人とも素晴らしい姿勢を持った指揮官で、それぞれ大きな勝利への意欲を抱いている。2人とも望むことをうまくはっきりと伝えることができるし、選手たちに対して直接的なんだ。2人とも勝者だよ」

「個人的には、2人とも選手たちと最高の関係にある。非常にプロフェショナルなんだ。ほかの人たちについては言えないけど、モウリーニョとはすごくうまくやっていた。グアルディオラとそうであるようにね」

今季のバルセロナはすでにヨーロッパ・スーパーカップとスペイン・スーパーカップを制している。イブラヒモビッチは、「オレはすべてに勝ちたい。トリプレテ(リーグ戦、CL、国王杯)を再び続けることは大変だろう。2シーズン続けて最高のプレーをするってことだからね。とても難しいと思う。だけど一方では、オレたちはとてもメンタルが強く、去年の経験もある。だから、どうして無理なんだい?」と意欲を示した。

古巣であるインテルについて悪く言うことはできないが、イブラヒモビッチは次のように24日の試合とレアル戦で勝利を目指すと話している。

「インテル戦はオレたちにとって重要な一戦だ。ミスをすることはできない。勝てばグループの首位に立てる。ここまではとても運がなかったけど、素晴らしい試合になるだろうし、オレは楽観的だよ。オレたちにとって良いように、物事を変えられると信じている」

「クラシコも非常に重要な試合だ。オレたちにとってだけではなく、クラブやサポーター、そして世界のサッカーファンにとってもね。この試合に無関心な人なんていないだろう。オレたちはホームで戦うんだし、勝てると確信している」