噂のグーグルフォン「Nexus One」がついに出ましたね!
と言っても日本から直販ページに行ってイソイソ買おうとすると「あなたの国では買えません」と表示されドビョ~ンなわけですが...
今日のところはこれだけ押さえておけばあなたもNexus通ですよ!
Nexus Oneって何よ?最新&おそらく最高のAndroid携帯です。グーグルは「スーパーフォン」と呼んでメロメロです。「Android携帯はこんなこともできるんだよ」という「お手本」を示す本家端末ですね。デザインしたのはグーグルとHTC(G1やIonなんかのAndroid携帯製造元)。
値段は? どこで買えるの?日本の大手通信事業者は軒並み「未定」のオンパレードの模様でございますが、アメリカではグーグルが今日オープンした直販ページで今日から買えます。
ネット経由でライブデモも遊べるので、やってみて気に入ったらその場で即買い。購入には普通のGoogleアカウントとGoogle Checkoutのアカウントが必要です。
T-Mobileの2年契約のプランに加入すると180ドル。サービス抜きのアンロック状態で買うと530ドル。配送料はタダ。
因みに標準のT-Mobileのプランは月額80ドルで通話時間500分、メッセージング(SMS&MMS)使い放題、インターネット利用無制限も込みですよ。
...と公開したら、米Gizmodo読者のRyanさんより耳寄りな情報が。なんでもアンロックのNexus Oneを買って、2年縛りのない「Even More Plus」というT-Mobileのプランに加入すると、上記プランと同じ「通話時間500分、メッセージング(SMS&MMS)使い放題、インターネット利用無制限」が使えて、しかも24ヶ月で150ドルもセーブできるんだそうです。盲点ですね~いやはや~。
あ、あと背面には、アップル得意の記念メッセージも彫ってもらえます。
ベライゾンも数ヶ月以内に対応年内にはベライゾンも補助に乗り出すようですね。いくらになるかは分からないけど(たぶん200ドル)。
ウェブ直販ストアは今日米国向けにオープン。出荷は英・香港・シンガポールのテスト市場向けにも行います。この新たなビジネスモデルでグーグルが直接取扱う製品としてはNexus Oneが初めてですけど、これはほんの序の口。今後はNexus Oneを皮切りに携帯、通話事業者、国もどんどこ増やしていく野望をメラメラ燃やしてるみたいですよ。
AT&Tで使える?はい、使えます。が、3Gは使えません。まだ今んとこT-Mobileが米国内で提供している3Gネットワークの周波数帯のUMTS Band 1/4/8(2100/AWS/900)とGSM/EDGE(850, 900, 1800, 1900 MHz)にしか対応してないので。
中身は?めちゃ高速なクアルコムの1GHzのSnapdragonチップが入ってます。画面は3.7インチの480x800のAMOLEDスクリーン。カメラは5MP、LEDフラッシュ付きで、しかもMPEG-4形式の動画を撮ったらワンクリックでYouTubeにアップロードもできちゃう! きっとワイヤレスのN Wi-Fi接続なら動画もササッと素早く送れるはずですよねー。
トラックボールにはマルチカラーLEDも備わってて、通知種別ごとに色が変わる(のかな?)ほか、お決まりのコンパス、GPS、ステレオブルートゥース、3.5mmのヘッドフォンジャック、「アクティブノイズ削減」のマイク2個、ライト、近接センサ、加速度計も搭載。
1400mAHのバッテリーは「3Gに繋いでウェブ閲覧5時間、3G通話で7時間もつ」そうですよ? そうそう、No.2の鉛筆(日本のHB)より薄いです。
えーとあとは...Android 2.1の話はもうしましたっけ?
Android 2.1とは?Droid内蔵Android 2.0にさらにセクシーに磨きをかけた最新OSですよ。早速ビジュアルをチェックしてみましょう。
[注目したいポイント]
・HOMEスクリーンのパネルに5枚もスクリーンがある
・ライブな壁紙(水面やドットの背景を指で触れるとゆらゆらビシビシ反応するギミック)
・3Dフォトギャラリーも改善し、アルバムをタップすると写真がしゅるしゅるズームアウトしたり、携帯を動かし回ると3Dの飛行機をロードするなどビジュアルな小技も
・ギャラリーはグーグルの「Picasa」にバックグラウンドでシンク
音声はさらに大きい変化ですよ。テキスト入力フィールドはどこもかしこも音声認識対応なので、もうね、手入力なんて一切しなくても喋って全部入力できちゃう感じ。Android 2.1最大の変化は実のところこの音声かもしれません。
まあ、あともうすぐSDカードにアプリをインストールできるようになるのも大きいですけどね。これでついにAndroidも内蔵ROMというアプリの限界脱却です。
さらに新しく3Dフレームワークも入ってます。あのインタラクティブな背景、3D写真ギャラリーのアプリ、アプリランチャーのスゴ技はこれがあるお陰。ゲームのグラフィックはもちろん、ハンズオンで気づいたラグのないサクサクな動作もこれで説明がつきますね。
キーボードがないんだから、Googleアプリはマルチタッチ対応なの?いいえ。
使ってみてどう?ひとことでまとめるとこう。「Android携帯買うならコレでしょ」