愛を読むひと (完全無修正版) 〔初回限定:美麗スリーブケース付〕 [DVD]
フォーマット | 色, 吹き替え, 字幕付き, ワイドスクリーン, ドルビー, 限定版 |
コントリビュータ | レイフ・ファインズ, ブルーノ・ガンツ, スティーヴン・ダルドリー, レナ・オリン, デヴィッド・クロス, ケイト・ウィンスレット |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 2 時間 4 分 |
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商品の説明
アカデミー賞(R)主演女優賞受賞≪ケイト・ウィンスレット≫
ミリオンセラー「朗読者」を映像化した、運命の愛の物語
わずか1ページで終わった恋が、
永遠の長編になる――
<キャスト&スタッフ>
監督:スティーヴン・ダルドリー
脚本:デヴィッド・ヘア
原作:ベルンハルト・シュリンク
●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:芝谷真由美
<ストーリー>
1958年、大戦後のドイツ。15歳のマイケルは、年上のハンナと激しい恋におちる。ある日、ハンナは彼に本の朗読を頼み、子供のようにその物語に聞き入った。以来、二人の間では“朗読”は繰り返され、愛はより深まっていったのだが、突然彼女は姿を消してしまう……。8年後、法学生となったマイケルが傍聴した裁判で見たのは、戦時中の罪に問われるハンナだった。彼女はある“秘密”を守るために不当な証言を受け入れ、無期懲役を言い渡される。唯一その秘密を知るマイケルは彼女を救えるはずだった。しかし――。
<ポイント>
●アカデミー賞(R)主演女優賞受賞! ケイト・ウィンスレットの新たなる代表作の誕生!
ヒロインを演じる『タイタニック』のケイト・ウィンスレットは、心を揺さぶる圧倒的な演技でアカデミー賞(R)とゴールデングローブ賞など数々の賞に輝いた! また、美しいヌードと艶っぽい濡れ場も話題に!
●劇場で削除されていたシーンを追加した完全無修正版!
●原作は、全世界500万人が涙した大ベストセラー小説!
わずか5年間で20以上の言語に翻訳され、日本でも海外文学としては異例のミリオンセラーを記録した大ベストセラー「朗読者」。多くの人の魂を震わせた“生涯心に残る一冊”を映像化した感動作!
●答えのない愛を、名作に込めて読んだ――名匠スティーヴン・ダルドリーが描く官能と衝撃のラブストーリー!
突然終わった年上の女性との恋。20年後、彼はなぜ、本を朗読し、彼女に“声”を送り続けたのか? 『めぐりあう時間たち』『リトル・ダンサー』の監督が情熱的な欲望と衝撃的な運命を描きアカデミー賞(R)作品賞、監督賞、脚色賞など主要5部門にノミネートした!
<特典>
●「愛を読むひと」不朽の名作への挑戦
●老いてゆくケイト・ウィンスレット
●愛を奏でる作曲家
●削除シーン集
●スティーヴン・ダルドリー監督 来日記者会見
●オリジナル版劇場予告
●日本版劇場予告集
発売元:株式会社ショウゲート
販売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン株式会社
※限定品につき、数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, 英語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.6 cm; 117.93 g
- EAN : 4988142764324
- 監督 : スティーヴン・ダルドリー
- メディア形式 : 色, 吹き替え, 字幕付き, ワイドスクリーン, ドルビー, 限定版
- 時間 : 2 時間 4 分
- 発売日 : 2010/1/8
- 出演 : ケイト・ウィンスレット, レイフ・ファインズ, デヴィッド・クロス, ブルーノ・ガンツ, レナ・オリン
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B001S2QNMS
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,451位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,356位外国のラブロマンス映画
- - 7,850位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年公開、米、独合作の壮大なラブ ヒストリー。
ベルンハルト・シュリンク著書の世界的ベストセラー小説
『朗読者』を、『めぐり合う時間たち』『リトル・ダンサー』の
奇才 スティーブン・ダルドリー監督が待望の映像化。
第81回アカデミー賞にて、主要5部門にノミネートされ、
ケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞。
舞台は1958年、第二次大戦後のドイツ。
純朴な青年との情事に身を任せる、凛とした装いの淑女。
気丈な振る舞いの中にも、どこか物悲しげな眼差しが
暗雲立ち込める胸中を暗示しているかの様だ。
内面の苦悩と外見の熟れた艶めかしさを合わせ持つ
独身女性 ハンナ(30代〜60代後半)を英国の演技派女優
ケイト・ウィンスレットが淑やかに熱演。
初めて触れる女性の柔肌に魅了され、彼女に朗読をせがまれる
青年 マイケル(15歳〜青年期)をドイツの若手俳優
デヴィッド・クロスが瑞々しく好演。
やがて、訪れる切ない別れ。
忽然と姿を暗ますハンナには、ある “秘密” があった……。
と、ここまでは、大方、予想の範疇を越える展開は
伺えないが、其れもそのはず。
古びたアパートでの官能的な密会、最初で最後の遠出を
彩るきらびやかな田園風景は、ほんの序章に過ぎない。
別れ、そして思わぬ再会を機に、本筋は原題「朗読者」の
核心へと一挙に雪崩れ込む。
第二次大戦下のドイツという戦慄の時代背景に翻弄され、
第三者として最悪の罪に関与した女性の悲劇を、
ナチス支配下の戦火を生き抜いた人間目線と
罪の意識に駆られる戦後世代の目線から赤裸々に、
センセーショナルに描き出す。
衝撃の事実を目にしたが故の、永きに渡るマイケルの葛藤は、
青年期を情感豊かに演じ切ったデヴィッド・クロスから、
内に熱い情念を秘め、思慮深く過去の残像と向き合う
中〜高年期を演じる英国の実力派俳優 レイフ・ファインズへと
引き継がれる。
ハンナが求める安らぎ、微かな温もり。
マイケルが求める罪の意識、後悔の念。
大罪の呵責に苛まれる者達の、異なる煩悶を浮き彫りにする
世代間の擦れ違い……
届かぬ念い……
哀しい、ただ偏に哀しい。
じっくりとワンシーン、ワンシーンを思い起すたびに、
その奥深さと名優達の卓越した演技力に感慨を憶え、
“秘密” にまつわる真意を汲み取るにつれ、双方の心情の
機微に触れ、ただただ心震えるばかりだ。
画質に関して………グレインの質感を適度に残し、
時代背景や作品の雰囲気にマッチした、
目に優しい発色のHD高画質。
【音声】 ドルビー True HD 5.1ch 英語/日本語
感傷的な場面に挿入されるバックミュージックが、
心地よく響き渡る。
【字幕】 日本語のみ
【特典】 内容紹介にあるように、ロケ地を巡るメイキングや
インタビュー集、特殊メイクのテクニック解説など、
未公開シーンを含む充実の約90分。
なぜ<完全無修正版>にする必要があったのか理解できません。
内容がいいだけに残念です。
ドイツが舞台でドイツ人同士が語り合うのだからぜひ英米の役者さんたちも頑張って
ドイツ語でやってほしかった。
英米の観客からすれば吹き替えと同じなのだからこれでいいと思うのだろう。また英米
人でなくとも非ドイツ人ならばドイツ語も英語もおんなじようなもので気にする必要もない
のかもしれない。スコセッシの『沈黙』でもポルトガル人のパードレたちが英語でしゃべって
いて、これも不思議な感じがした。アメリカの戦争映画だとドイツ軍の兵士同士が英語で
しゃべっていたりするから、この作品もそれと同じ発想なのだろう。
先日BSで昔のアメリカのテレビドラマ『SHOGUN』をみたが、あのドラマでは日本人同士
ではちゃんと日本語でしゃべっていたのであまり違和感はなかった。もしサムライ同士が
英語でしゃべっていたら印象は別のものになっていただろう。
そういえば『ニュールンベルグ裁判』では英語とドイツ語がちゃんぽんになっていたが、
そこのところは演出でうまく処理していた。しかしそういう処理のためにかえって違和感が
強調されないでもなかった。
吹き替えのつもりで(ただしオリジナル音声は存在しない)見ればいいじゃないか、という
ことなのだろう。日本語吹替えもついているわけだし。
内容に関して言えば、原作でもそうだったが、彼女の不利な条件でジーメンスや看守が
つとまるとはとても思えない。また無期懲役となっても秘密を暴露されたくなかったという
説明も、原作では縷々語られているがあまり説得力があるとは思えない。法廷では秘密を
隠し通せたとしても長年の監獄暮らしでは必ずばれるし、現に見抜かれてもいる。実話か
どうかは知らないが、設定に少し無理があるような気がする。
ただし購入して後悔しているわけではない。戦後のドイツの罪障意識が個人の感情生活
とうまく絡めて描かれていて、戦争の記憶というものは容易なことでは浄化できないことが
よく納得できる。生き残ったユダヤ人女性が最後まで赦しを与えないのもたしかにそうだろう
と思える。
そしてハンナの最後の身の処し方は、彼女の罪の意識によるのか、あるいは「坊や」との
関係によるのか。重いテーマを重いなりに描く定型のような安易さがあるような気がするが、
この映画は少しだけそこから抜け出しているような印象をもつ。戦争に関するドイツ人の記憶
の切実さがそれを可能にしているのだと思う。
要はマイケルの自分に都合のいい選択、独りよがりで最悪の結果を招いた話
相手の気持ちを考える事の出来ない「愛」を読むひとが主人公の物語
若干抽象的にレビューさせていただきます。
荒筋に”戦時中の罪に問われるハンナだった”とありますが、
前半主人公は、ハンナの詳しい過去は知らず、
年が離れているため、客観的に恋愛というよりセフレ的な関係を持ちます。
しかし主人公からすれば、若さ故の大真面目で無謀な思いで一方的に
愛を主張しますが、突然ハンナは消えてしまいます。
数年後、ハンナと再開する訳ですが、とても辛い運命が待ち構えてるという訳です。
初恋と年の差カップル
戦争裁判の公平性と時代を超えた法の適用
障害、コンプレックス
告白と贖罪など
いろんなキーワードがある映画だと思いますが
私個人キツいなぁと思ってしまったのは、家族なり、恋人なり、友人なり
愛する人が、裁かれる立場になった時の気持は?と考えてしまいました。
劇場公開時、原作との違いを指摘される評が多かったですが、
演出面で、ハンナの立ち振る舞い(ケイトさんの演技)
自体がさりげなく伏線になっている部分は、映画ならではの表現だと思いますし
楽曲も落ち着いたスコアで、とてもいい作品です。
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商品が届いた後の追記です。
本編の出来だけで、充分星5つなんですが、おまけも充実しており
削除シーンもハイデフでBGMもちゃんと当てられていますし、
興味深い場面も多いです。
ケイトさんの老けメイクや、監督さんの小説から映画化の際に
何を取って、何を捨てるのか?といったポイントなど、
映画を作り上げる醍醐味も感じられる特典でした。
いい作品は"出来る、出来た”ではなく、
いかに”何処まで綿密に、準備と計算をするのか”という
理論が語られます。役者、作曲者など、スタッフ全てに隙が無く
監督さんのそういう人選の賜物です。
あと、劇場で気付かなかったのですが、
あの役を1人2役で配役とういうのは、
映画ならではのメッセージではないかと思います。