▼内向的な人、この指とまれ! | ★渋谷でうごめく老舗文具店ウェブマスターの企み

▼内向的な人、この指とまれ!

小さな会社のシャイガイ、高木です。


今では勉強会などを主宰して、社交的な人間だと思われることも多いわたくしですが、


と、とんでもない!


そもそも名刺に工夫したのだって、会話が続かなくて気まずいのを何とか解消したいと思って考えた苦肉の策ですし、今でも初対面の方とサシでお話しするの、本当に苦手です。


わたくしの場合、ちょっと変わっているのは、一対一が一番苦手で、相手の人数が増えれば増えるほど、気が楽になっていく点ですかねぇ。きっと1万人の前でしゃべるのは、全然平気だと思います。


だって、相手の顔が見えないんだもん。
(やっぱりシャイ)


さて、内向的な人のための営業本といえばこの方!
ご自身もめちゃ大人しい渡瀬謙さん。メルマガ時代からのお仲間です。
今年はすごかったんです。何冊本を出されたんだろう。5冊くらいかな。全盛期の松田聖子さんのシングルくらい出されてますね。(笑)


今回の新刊は、前回出された「内向型人間向けの営業本」の反響がすごくて、その「補強版」ともいえる内容なんですけども、内向的な人の処世術というか、「内向的な性格は悪いことではないので、もうちょい気楽にいこうよ。」という本。
われわれ内気な人間には、本当にホッとできる一冊です。


内向型人間の人づきあいにはコツがある
内向型人間の人づきあいにはコツがある

ちなみに、反響がすごかった前の本がこれです。


内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!
内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!

渡瀬さんは、最近不景気で技術職の大人しい方が営業部に放り出されたりして、困っている・・・そんな方のお手伝いがしたいと思って書かれています。ご自分がとことん内向型だから、何を考えているか、完全にわかるんですね。
だから、渡瀬さんの本は、内向型の人には100%共感できる内容となっています。


本の中で渡瀬さんも書かれていますが、「自分が内向的な人間である!」ということをさらけ出してから、いろんなことがいい方向へ転がり出したそうです。
実はわたくしも、最近では一対一で何をお話していいかわかんないときには、「恥ずかしがり屋なので何を話していいのかわからないんですよ。」と先に言ったりします。また名刺にもそういうことを書いています。


すると気が楽になって、何でもスムーズに行くんですね不思議なことに。


内向型でいろいろ気にするのは、慎重な証しでいいこと。それは自分の長所として活かして、あとはほんの少し勇気を出して「ボクって結構内向的なんですよねー。」とオープンにする。それだけで、自分を変えることなく、かなり楽しく過ごせるようになりますよ。