2009年の10枚

今年もあと2日。毎年恒例の「2009年の10○」。
まずは音楽編で今年の10枚。今年は24枚ほどからの選考となりました。
特にリリース年は限定していませんが、同評価となった場合は今年のリリースを優先しています。

1位 HOCUS POCUS:木村カエラ

「Butterfly」の大ヒットを受けてのアルバム。捨て曲なしのクオリティです。
説明無用でしょうが、サクサカーにとっては妹みたいな存在のカエラがこれほどのアーティストになったのは本当にうれしいことですね。

2位 Rockaferry(SPECIAL EDITION):duffy

本作のリリースは昨年8月ですが、デラックスエディションとして未発表曲がボーナスCDとして収めたものが3月に発売されました。
「Mercy, Mercy」で大ブレークしたDuffy。
ハスキーながら伸びやかでファンキーな歌声に魅了されました。すでに初来日も遂げているようですが、今度来日したときには是非ステージでも見てみたいですね。
「Mercy, Mercy」以外はバラードが多いのですが、もっとアップテンポな曲にもトライしてみて欲しいものです。

3位 BONDS:HAWAIIAN 6

まだ3枚目のアルバムリリースとは思えないバンド。久々のフルアルバムは、BEGINNINGS以来4年ぶりの発売。RINGS以来CDとしても2年ぶりの発売ですね。
待ちかねていた分期待も大きかったですが、それを裏切らない出来なのも嬉しかったですね。

4位 つじギフト:つじあやの

デビュー10周年の記念リリースとなるCD。10年の軌跡を他アーティストとのコラボ作とコンピレーションへの参加作品で構成しています。
いつものあやのちゃんとはちがった魅力を感じることの出来る作品です。
つじベストとこれでつじあやのをたどってみると本当に楽しめると思います。

5位 昇れる太陽:エレカシ

今年はデビュー以来の自選ベスト版3作(EPIC×2、ポニーキャニオン、EMI×2)と武道館DVDもリリースしたエレカシ。「新しい季節へキミと」「絆」「ハナウタ」「桜の花、舞い上がる道を」といったシングル曲とその他の曲との取り合わせが素晴らしいですね。FM東京のばかDJとの騒動を巻き起こした問題作ですが、本当にバランスがとれたアルバムです。
STARTING OVERから2作続けてこれだけのクオリティでしっかりと創り上げてくれました。

6位 Strawberry Cream Soda Pop"Daydream":Tommy February 6

本業のブリグリの方の良く先が全く見えないトミー。さらにいえばFebruaryの活動も最近は尻窄まりで、Heavenlyばかりが目立っていますが、やはりトミーはブリグリでこそ生きる存在なので、来年は是非ブリグリでのオリジナルアルバムのリリースを願っています。
SONYのwebにはcoming soonとありますので、研音との契約は終了してもリリース面は全然問題はないようですから。

7位 West Ryders Pauper Lunatic Asylum:Kasabian

新作を出す度に自らの幅を広げていってくれるカサビアン。3枚目はサイケなチューン満載です。ライブ盤も同時収録でお得。ボーナストラックの「Runaway」はチャーミングな出来です。

8位 THE FALL:Norah Jones

久々のアルバムはますます幅を広げて、もはやC&Wだとかジャズとか言ったジャンル分けが意味なく思えるようなアーティストに成長しました。
まさにノラ・ジョーンズというジャンルのアーティストですね。素晴らしいです。

9位 Does You Inspire You:Chairlift

iPODのCMソングで「Bruises」がブレイクしたチェアリフト。僕もこの曲で一目惚れしたのですが、インディとは思えないクオリティの楽曲が満載です。
これは拾いものだと思います。

10位 ?:perfume

たんなるアイドルユニットではない、ダンスCDとしても秀逸な1作です。
しっかりと聴き込めるアルバムです。