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プラットホーム [DVD]
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フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | ヤン・ティエンイー, チャオ・タオ, ジャ・ジャンクー, リャン・チントン, ワン・ホンウェイ |
稼働時間 | 2 時間 40 分 |
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商品の説明
レビュー
プロデューサー: リー・キットミン/市山尚三 共同プロデューサー: ジョエル・ファルジュ/エリーズ・ジャラドュー 監督・脚本: ジャ・ジャンクー 撮影: ユー・リクウァイ 編集: コン・ジンレイ 録音: チャン・ヤン プロデューサー: リー・キットミン エグゼクティブプロデューサー: 森昌行 音楽: 半野喜弘 出演: ワン・ホンウェイ/チャオ・タオ/リャン・チントン/ヤン・ティェンイー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
海外での評価が先行しているとはいえ、いま中国映画界で最も注目されている賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督。彼が描くのは、文革の名残もある70年代末から、天安門事件を経た90年代初頭までを、流行歌やファッションの変遷を織りまぜて綴った青春群像劇。毛沢東賛歌からテレサ・テン、ロックへと移り変わる音楽事情は、どこか日本の戦中から70年代初頭までの流れを追っているかのようでもある。しゃがむのも困難なベルボトム、スパッツ姿のオネーチャンが踊るブレイクダンス。現時点で観れば気恥ずかしい風俗も、振り返れば我らとて来た道。地方劇団の青年たちの生活を通して、改革開放路線を突き進む中国の姿がくっきりと浮かび上がってくる。 (丸目蔵人) --- 2002年11月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569612878
- 監督 : ジャ・ジャンクー
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 40 分
- 発売日 : 2002/9/25
- 出演 : ワン・ホンウェイ, チャオ・タオ, リャン・チントン, ヤン・ティエンイー
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B00006G8RB
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,023位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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初めてはくジーンズ、都会からラジカセとともに帰ってきた、まち一番のカッコ付け男。「ジンギスカン」の歌、テレサ・テンの歌。
やがて芸術団は電子音楽を採り入れ、主人公はカーリーヘアでロック「プラットフォーム」を歌う。
初めて見る汽車に興奮する面々。
当たり前のように恋が生まれ、いざこざも生まれ、別れ、再会と繰り広げられ、どうやら北京では、天安門事件なるものが起こったらしく、街頭のアナウンスで指名手配犯の名前が読み上げられている。
ジャ・ジャンクーは、じっくりカメラを据え、中国のリアルを、淡々としかも詩情豊かに描いている。
主人公達4人は町の文化劇団に所属し、その演目は毛沢東を賞賛する劇を演じる冒頭のシーンから始まり、次第に改革の余波によりポップスやロック、外国の文化を取り入れたものへと変わっていく。
農村戸籍しか持たない彼らが、都会的なものや外国文化への憧れを持ちながらも、表現の自由はあっても生きていくことへの表現は制約される彼ら。
そんな彼らの悲哀をよく表現している映画だ。都市に自らの存在を持ち得ない多くの中国の若者の姿が、我々も理解できるのではないだろうか。
しかしながら、ドラマチックに物語りは変化していかない。エンターテイメントに慣れすぎた私には、少なからず退屈さを感じました。
中国映画第六世代・ジャ・ジャンクー(賈樟柯)は、この劇場長編映画第二作において、1979から1991年までの、旅の芸能に生きる若者のけだるい青春を描く。ただし、国家の運命と個人個人の運命とを関連づけて描くのである。その点、中国映画第五世代、チェン・カイコー、チャン・イーモウなどの初期の作品に強く政治性が表れていたことを思わせる。
しかしながら、第五世代が政治的映画において描いた、文化大革命以前の時代を生きる主人公たちと、『プラットホーム』の主人公たちとでは、時代が違う。すなわち、中国の辺境・田舎の立場から、中国共産党による圧政というひとつの敵を批判していればよい時代は過ぎた。その時代を、ジャ・ジャンクー映画の主人公は生きているのである。経済的自由化の波、天安門事件における政治的自由獲得の挫折。政治的な自由の獲得よりも経済的な繁栄を優先していく過程・そのなかで、自らも望んで身を投じたことだとはいえ、予期しないかたちで自分を見失っていく若者の姿。それは、日本、韓国含めてアジアにおいて、いや世界的にも都市と田舎との区別を問わず一般的に見られる現象だろう。
ジャ・ジャンクーは、かたや、映像表現においては、対象と観客双方に対してまったく突き放したロング・ショット、長回しを多用し、こなた、BGMにおいては、テレサ・テンやタイトルの『プラットホーム』など変遷する流行歌を流す。もちろん、この手の映画の常として、プロットがたどりにくいのが難点である。だが、その点を配慮して付された解説文を鑑賞前に熟読したうえで、この淡々としたなかで激変する時代を生きる《中国の旅芸人の記録》を何度も繰り返しごらんになることをオススメする。