わが教え子、ヒトラー デラックス版 [DVD]
¥2,616 ¥2,616 税込
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き, 吹き替え |
コントリビュータ | アドリアーナ・アルタラス, ヘルゲ・シュナイダー, ジルヴェスター・グロート, ダニー・レヴィ, ウルリッヒ・ミューエ, シュテファン・クルト |
言語 | ドイツ語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 35 分 |
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商品の説明
ユダヤ人監督が描く人間ヒトラーと歴史の真実!
『善き人のためのソナタ』ウルリッヒ・ミューエ主演で描く、実話から生まれた衝撃と感動のドラマ!!
【商品仕様】
●DVD1枚組
【本篇ディスク特典】
●監督、キャストインタビュー映像
●予告篇集
【スタッフ】
監督・脚本:ダニー・レヴィ(『ショコラーデ』)
製作:シュテファン・アルント(『モンゴル』『ラン・ローラ・ラン』)
音楽:ニキ・ライザー(『ビヨンド・サイレンス』)
【キャスト】
ウルリッヒ・ミューエ/ヘルゲ・シュナイダー/ジルヴェスター・グロート/アドリアーナ・アルタラス/
シュテファン・クルト
【ストーリー】
1944年12月、連合軍の攻勢の前に国家存亡の危機にさらされたナチス・ドイツ。宣伝相のゲッベルスは、新年1月1日にヒトラー総統の大演説によって国民の戦意を劇的に高揚させる起死回生策を思いつくが、肝心のヒトラーは自信を喪失し、引きこもり状態。そこで、彼に全盛期のカリスマ性を取り戻させる困難な任務を託されたのは、かつての名優で、今は強制収容所にいるユダヤ人教授だった…。
【劇場公開情報】
2008年9月 Bunkamura ル・シネマ他全国公開
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : ドイツ語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988102639938
- 監督 : ダニー・レヴィ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き, 吹き替え
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2009/4/24
- 出演 : ウルリッヒ・ミューエ, ヘルゲ・シュナイダー, ジルヴェスター・グロート, アドリアーナ・アルタラス, シュテファン・クルト
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B001TBUJ8W
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,081位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウルリッヒ・ミューエの芝居がすばらしい。コメディとしてヒトラーやナチを描くことに抵抗を感じる人は一定数いると思われますが、教授が非暴力でヒトラーに対抗するには「笑いものにする」という選択肢が映画としては描きやすいとも言えるように思います。暴力の中で暴力否定するヒトラーと、非暴力の中でヒトラーを打ちのめそうとする教授の対立構図こそがこの映画の一番の見どころでしょう。
2015年12月21日に日本でレビュー済み
かつてヒトラーの演説指導をしたユダヤ人は強制収容所にいた。戦局が悪くなった1944年。ヒトラーは彼を呼び寄せる。
実際は演説指導者はユダヤ人ではなかったのだが、そこは大胆にアレンジ。ジャンル的にはコメディになるのかな。
ヒトラーも弱く孤独な人間だった。もしあんな演説があったら歴史は変わってただろうなぁ。最初の疑問につながるラストは見事。序盤のハイルが癒やしという意味もあるという洒落をオチにもってくるのもとてもよかった。
実際は演説指導者はユダヤ人ではなかったのだが、そこは大胆にアレンジ。ジャンル的にはコメディになるのかな。
ヒトラーも弱く孤独な人間だった。もしあんな演説があったら歴史は変わってただろうなぁ。最初の疑問につながるラストは見事。序盤のハイルが癒やしという意味もあるという洒落をオチにもってくるのもとてもよかった。
2009年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
相次ぐ敗戦のために自信喪失に陥ったヒトラーは人前で演説することができなくなってしまった。そこで、強制収容所に収容されているユダヤ人・グリュンバウム教授の力を借りて人前に立てるようにすることとした。この設定はむろん架空のものだが、いろいろと考えさせられるものがあった。
この映画は、ヒトラーやナチス・ドイツの統治を徹底的に笑いものにする。ヒトラーは、グリュンバウム教授のためにノックアウトされ、四つん這いになって犬のように吠え、幼少のころに父から受けた虐待に泣き言をいう。不眠症で悩み、愛人との逢瀬では男として機能しない醜態をさらす。そして、ナチスの軍人たちは、こんな生ゴミのような男に絶対服従を強いられる。彼の命令を間違いなく実行するために無数の書類とスタンプを必要とし、命じられたこと以外は何もすることができない。「ハイル」の敬礼など条件反射でしかないし、廃墟にハリボテを立てて行うパレードは無意味以外の何物でもない。ヒトラーもナチスもみじめなピエロを演じている。そのピエロが滑稽で笑いをこらえるのに苦しむ。
今まで、我々はヒトラーやナチスを否定するために多大の憎悪を必要としてきた。しかし、ヒトラーやナチスは、我々のまじめな憎しみの対象として値するような存在だったのだろうか。憎むにすら値しない存在として、この映画のように徹底的に笑い飛ばすことも必要なのではなかろうか。
許しがたい歴史を克服するやり方として、大きな示唆に富んだ映画だと思った。
この映画は、ヒトラーやナチス・ドイツの統治を徹底的に笑いものにする。ヒトラーは、グリュンバウム教授のためにノックアウトされ、四つん這いになって犬のように吠え、幼少のころに父から受けた虐待に泣き言をいう。不眠症で悩み、愛人との逢瀬では男として機能しない醜態をさらす。そして、ナチスの軍人たちは、こんな生ゴミのような男に絶対服従を強いられる。彼の命令を間違いなく実行するために無数の書類とスタンプを必要とし、命じられたこと以外は何もすることができない。「ハイル」の敬礼など条件反射でしかないし、廃墟にハリボテを立てて行うパレードは無意味以外の何物でもない。ヒトラーもナチスもみじめなピエロを演じている。そのピエロが滑稽で笑いをこらえるのに苦しむ。
今まで、我々はヒトラーやナチスを否定するために多大の憎悪を必要としてきた。しかし、ヒトラーやナチスは、我々のまじめな憎しみの対象として値するような存在だったのだろうか。憎むにすら値しない存在として、この映画のように徹底的に笑い飛ばすことも必要なのではなかろうか。
許しがたい歴史を克服するやり方として、大きな示唆に富んだ映画だと思った。
2011年5月28日に日本でレビュー済み
商品のパッケージを読んでも、あたかもノンフィクションのような印象を受けますが、まったくのコメディーということで、騙されたような気分です。それも単にヒトラーをおちょくっているだけの内容で、何の深みもおもしろみもありません。「ヒトラー最後の12日間」(こちらはおすすめです)の特典インタビューにありましたが、ドイツではヒトラーは「道化」的な笑いの対象になっていて、ヒトラー役の俳優がヒトラーそっくりのいでたちでスタジオに登場すると、みんなが大笑いをしてなかなか撮影に入れなかったそうです。ドイツ人は、日本人と違って第二次世界大戦という歴史に真摯に向き合って反省している、というようなことをいままで聞かされていましたが、このような「バカ殿様」扱いをしただけの無意味な作品を作って喜んでいるところを見ると、そうでもなかったのか、という失望を超えて、かわいそうな印象さえ覚えます(もちろん、ヒトラーを肯定して言っているのではありません)。繰り返しになりますが、完全にフィクションのコメディー作品であり、このことを明確に表記しないで販売するメーカーの姿勢には憤りを感じます。「実話から生まれたセンセーショナルなヒューマンドラマ!!」というパッケージのうたい文句が本当かどうか、お金の余っている人は確認してください。あるいは、ドイツでのヒトラーに対する見方がどれほど安直なものになってしまっているか、ということを社会学的に研究したいという方にはおすすめです。
2017年8月12日に日本でレビュー済み
かなりブラックユーモアのきいた作品です。
ヒトラーの人間的な弱さ、生い立ちの不幸、彼を取り巻く重臣たちの思惑、ご都合主義、以下に張りぼての象となった帝国をカムフラージュするか、など、客観的にこのドイツの近代史を見る上では興味深く描かれます。
しかし、反面、ユダヤ人の悲劇そのものまで無神経に茶化すべきではなかっただろうに、と思います。
あまりに軽く扱われすぎでは、とむしろ憤りを覚えます。
余りにも映画上のご都合主義やカリカチュアが鼻に付きます。
例えば、主人公は自分の家族の無事を要求し、家族全員、収容所から出され、官邸内で彼と共に暮らせるようになります。
しかしながら、あの終戦間近の収容所で、家族が一緒に揃っており、あんなに健康そうに、幼い子たちまで元気に生きていたとは、到底信じられません。
殺された女性や子供たちがどれほどいたか。
骨と皮になって、立ち上がることも出来ないほどの健康状態になった人たちがどれだけいたか。
何十世紀も前の歴史を描くならともかく、まだ、被害者及びその子孫は、生きているのです。
映画の最後に、現代のドイツの子供たちがヒトラーの存在もナチスの蛮行も、何も知らない現状が映し出されます。
この映画はその人たちに、何を教えたいのでしょう。
こんなもの見せたところで、何の意味があるのでしょう。
この若い映画監督自身が、その無知な子供たちと感覚的には同等の意識しか持てない世代だからこそ、作れた映画かもしれません。
歴史の歪曲は、よほどの配慮と思慮を必要とすると思います。
嘘を真実よりも真実らしく語れなければ、死者や被害者への冒涜以外の何物でもありません。
残念な映画でした。
一つ星ではなく二つ星にしたのは、最後の主人公の死を賭けた演説に対してです。
ヒトラーの人間的な弱さ、生い立ちの不幸、彼を取り巻く重臣たちの思惑、ご都合主義、以下に張りぼての象となった帝国をカムフラージュするか、など、客観的にこのドイツの近代史を見る上では興味深く描かれます。
しかし、反面、ユダヤ人の悲劇そのものまで無神経に茶化すべきではなかっただろうに、と思います。
あまりに軽く扱われすぎでは、とむしろ憤りを覚えます。
余りにも映画上のご都合主義やカリカチュアが鼻に付きます。
例えば、主人公は自分の家族の無事を要求し、家族全員、収容所から出され、官邸内で彼と共に暮らせるようになります。
しかしながら、あの終戦間近の収容所で、家族が一緒に揃っており、あんなに健康そうに、幼い子たちまで元気に生きていたとは、到底信じられません。
殺された女性や子供たちがどれほどいたか。
骨と皮になって、立ち上がることも出来ないほどの健康状態になった人たちがどれだけいたか。
何十世紀も前の歴史を描くならともかく、まだ、被害者及びその子孫は、生きているのです。
映画の最後に、現代のドイツの子供たちがヒトラーの存在もナチスの蛮行も、何も知らない現状が映し出されます。
この映画はその人たちに、何を教えたいのでしょう。
こんなもの見せたところで、何の意味があるのでしょう。
この若い映画監督自身が、その無知な子供たちと感覚的には同等の意識しか持てない世代だからこそ、作れた映画かもしれません。
歴史の歪曲は、よほどの配慮と思慮を必要とすると思います。
嘘を真実よりも真実らしく語れなければ、死者や被害者への冒涜以外の何物でもありません。
残念な映画でした。
一つ星ではなく二つ星にしたのは、最後の主人公の死を賭けた演説に対してです。
2013年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待したわりに・・・・といった感じでしたが、面白くないわけではないので
2020年9月7日に日本でレビュー済み
ヒトラー/ナチスの映画は観終わった後、どうしても陰鬱で落ち込む内容(当然なのだろうが)と考えさせられるモノばかりだが、この映画は"真実とあるが・・・本当??”、連敗続きで衰退する国に憔悴と不安に駆られるヒトラーをユダヤ人(俳優であり教授)が演説の場に立たせるまでの5日間のドタバタを描いている。
ヒトラー暗殺を企てたり、犬にしたりの様子を外から見られているにも関わらず、ヒトラーの信頼を勝ち得て一度は外されかけるが最後まで務める辺りのやり取りに、ヒトラーの弱さを感じさせる。
悲しい史実をこんな風な描き方で笑いつつ考えさせるという手があったのか?!と感心した1本だ。
ヒトラー暗殺を企てたり、犬にしたりの様子を外から見られているにも関わらず、ヒトラーの信頼を勝ち得て一度は外されかけるが最後まで務める辺りのやり取りに、ヒトラーの弱さを感じさせる。
悲しい史実をこんな風な描き方で笑いつつ考えさせるという手があったのか?!と感心した1本だ。
2009年12月19日に日本でレビュー済み
1944年12月。1939年のポーランド侵攻から始まった第二次世界大戦から6年。
当初の勢いは何処へやら。ナチスは各地で敗北を重ねていた。
戦争が長期化するにつれヒトラーの精神状態は病み、身体も衰えていった。
周囲のナチ幹部。特に宣伝大臣のヨゼフ・ゲッベルス博士は新年のベルリンでのパレード後の演説で
国民を前に行うヒトラーの演説をどうしても成功させねばならないと焦っていた。
しかし今のヒトラーは群集に演説など出来る有様ではない・・・・。
ベルリン市内も度々の空襲を受け瓦礫の山と化しつつあった。
そのヒトラーを指導するために苦肉の策としてザクセンハウゼン収容所から一人のユダヤ人俳優が呼ばれた。
かつてヒトラーに演技指導したこともあるグリュンバウム教授。
教授の意図・ナチス幹部の意図が交錯した奇妙な個人レッスンが始まる・・・・。
ヒトラーの第一の信奉者であったゲッベルスがヒトラー暗殺を企んだりとか、
建築家で後に軍需大臣に転籍したシュペーアがやたらと高圧的だったりと今までのナチス観を覆すような内容。
戦争はどうみてもナチスの負けなのに、それを頑として認めようとしないナチスの面々は滑稽で、
新興宗教に嵌まり込んだ信徒のようです。さながらナチス教とでも言いましょうか。
戦争末期でベルリン市民はまだ100万人もヒトラーの演説に集まるほど、ヒトラーの人望は衰えていなかったのかと驚きます。
彼らも含めて「戦争は負けだ」と認めることはそれまでの自身の自己否定に繋がる・・・故に出来ないのでしょうね。
過ちを認めるって本当に難しいことなんだけど、それをしないが故にさらなる悲劇が誘発されたというお話です。
当初の勢いは何処へやら。ナチスは各地で敗北を重ねていた。
戦争が長期化するにつれヒトラーの精神状態は病み、身体も衰えていった。
周囲のナチ幹部。特に宣伝大臣のヨゼフ・ゲッベルス博士は新年のベルリンでのパレード後の演説で
国民を前に行うヒトラーの演説をどうしても成功させねばならないと焦っていた。
しかし今のヒトラーは群集に演説など出来る有様ではない・・・・。
ベルリン市内も度々の空襲を受け瓦礫の山と化しつつあった。
そのヒトラーを指導するために苦肉の策としてザクセンハウゼン収容所から一人のユダヤ人俳優が呼ばれた。
かつてヒトラーに演技指導したこともあるグリュンバウム教授。
教授の意図・ナチス幹部の意図が交錯した奇妙な個人レッスンが始まる・・・・。
ヒトラーの第一の信奉者であったゲッベルスがヒトラー暗殺を企んだりとか、
建築家で後に軍需大臣に転籍したシュペーアがやたらと高圧的だったりと今までのナチス観を覆すような内容。
戦争はどうみてもナチスの負けなのに、それを頑として認めようとしないナチスの面々は滑稽で、
新興宗教に嵌まり込んだ信徒のようです。さながらナチス教とでも言いましょうか。
戦争末期でベルリン市民はまだ100万人もヒトラーの演説に集まるほど、ヒトラーの人望は衰えていなかったのかと驚きます。
彼らも含めて「戦争は負けだ」と認めることはそれまでの自身の自己否定に繋がる・・・故に出来ないのでしょうね。
過ちを認めるって本当に難しいことなんだけど、それをしないが故にさらなる悲劇が誘発されたというお話です。