これまで、どんな本を読んでも「結局どの手法を採用すれば効率化できるの?」と言いたくなる本ばかりでした。
私が知る限り、この問に答えてくれるのは、この書籍しかありません。
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「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意 単行本(ソフトカバー) – 2007/10/27
清水 吉男
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ロングセラー『[入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術』の著者が渾身の力で放つ第2弾がいよいよ登場! 開発現場のほとんどはいわゆる「派生開発」です。そしてトラブルが頻発する「派生開発」の現状を改善するために、著者自身が現場で長く培ってきた方法論をまとめあげました。この派生開発プロセスにより、確実にプロジェクトを成功させることができます。本書でその真髄に触れ、「派生開発」のあり方を探求し失敗のない「派生開発」を目指してください。現場で抱える問題の解決に必ず役立つ、「定番」となる一冊です。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2007/10/27
- ISBN-104774132497
- ISBN-13978-4774132495
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登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2007/10/27)
- 発売日 : 2007/10/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 416ページ
- ISBN-10 : 4774132497
- ISBN-13 : 978-4774132495
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,480位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44位一般経営工学関連書籍
- - 2,818位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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2023年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今や派生開発(差分)時代の真っ只中!
和製開発プロセスの必携の書、日本人のモノづくり視点で書かれている良書だと感じる。
和製開発プロセスの必携の書、日本人のモノづくり視点で書かれている良書だと感じる。
2009年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「
レガシーコード改善ガイド
」の時と同じく、日々の保守開発業務を改善したいと思い、この本を手に取りました。
「レガシーコード改善ガイド」は「オブジェクト指向 + 自動化テスト」が基本なので若干理想論っぽいところがありますが、この本はもっと実践的というか、「現場によくある風景」を強く反映している点が評価できると思います。
本の冒頭に書かれていた、
・現場の大半は派生開発(保守開発)である。新規開発なんて滅多にない。
・ところが世の中に出回っている有名な開発プロセスはほとんどが新規開発をターゲットとしている。
という記述にも「まさにその通り!」といった感じで大きく頷いてしまいました。
さて、筆者の提唱する派生開発のためのXDDPというプロセスですが、私なりにまとめてみると以下のようになります。
・要求(顧客の意図や目的)と仕様(要求を実現するための方法、機能)を明確に分ける。
・要求/仕様(What)と変更箇所(Where)、変更方法(How)をそれぞれ文書化する。
・文書は基本的に自然言語で書く。ソースコードを貼り付けて説明するのはNG。(影響範囲をレビューする際に視野が狭くなるため)
・文書を他の開発メンバーとレビューし、認識ミスや変更箇所のモレ、重複、デグレードの危険性等がないか確認する。
・Howの文書にしたがってソースを変更する。
・Howの文書にしたがってソースが変更されていることを他のメンバーが確認する。
・What/Where/Howの文書の内容を必要に応じて公式文書(新規開発時から存在する機能仕様書等)に更新する。
いくつかは新しい発見がありましたが、基本的な流れは私も実際に実践している方法に近かったです。(「ここだ!と思った箇所をすぐ修正」はやっぱり危険ですよね)
とはいえ、本の中では作業フローや成果物を詳しく説明してあるので、この本の内容をベースに社内の業務プロセスを改善していけそうだと感じました。
ちなみにこの本ではほとんど触れられていませんが、私の場合、業務において以下のような点で苦労することもよくあります。
・前回の開発からかなり時間が経過しているため、開発環境やテスト環境(テストデータの用意を含む)が再現できない。
・デグレードしていないことを証明するためのテストケースが分からない。(現行バージョンの仕様が不明確)
この部分についても何かアイデアがあればさらに嬉しかったです。
本の内容自体は非常に実用的だと思うので星5つですが、最後に少し気になった点を挙げておきます。
・あちこちで「USDM」という筆者の提唱している要求仕様化技法の話が出てくる。しかし、この手法はポピュラーなものとはいえず、別途筆者の本を購入しないと確認できない。簡単にでも説明してほしかった。(「これは商売か?」と勘ぐってしまった)
・文章が若干まわりくどい。似たような話が何度も出てくる。もっと内容を整理して再構成すれば短時間で読めるのに、と思った。
・本のレイアウト(見た目)が若干うるさい。ページ中の余白をもっと増やしたり、変な装飾(?)をもっと減らせばすっきりして読みやすいのに、と思った。
「レガシーコード改善ガイド」は「オブジェクト指向 + 自動化テスト」が基本なので若干理想論っぽいところがありますが、この本はもっと実践的というか、「現場によくある風景」を強く反映している点が評価できると思います。
本の冒頭に書かれていた、
・現場の大半は派生開発(保守開発)である。新規開発なんて滅多にない。
・ところが世の中に出回っている有名な開発プロセスはほとんどが新規開発をターゲットとしている。
という記述にも「まさにその通り!」といった感じで大きく頷いてしまいました。
さて、筆者の提唱する派生開発のためのXDDPというプロセスですが、私なりにまとめてみると以下のようになります。
・要求(顧客の意図や目的)と仕様(要求を実現するための方法、機能)を明確に分ける。
・要求/仕様(What)と変更箇所(Where)、変更方法(How)をそれぞれ文書化する。
・文書は基本的に自然言語で書く。ソースコードを貼り付けて説明するのはNG。(影響範囲をレビューする際に視野が狭くなるため)
・文書を他の開発メンバーとレビューし、認識ミスや変更箇所のモレ、重複、デグレードの危険性等がないか確認する。
・Howの文書にしたがってソースを変更する。
・Howの文書にしたがってソースが変更されていることを他のメンバーが確認する。
・What/Where/Howの文書の内容を必要に応じて公式文書(新規開発時から存在する機能仕様書等)に更新する。
いくつかは新しい発見がありましたが、基本的な流れは私も実際に実践している方法に近かったです。(「ここだ!と思った箇所をすぐ修正」はやっぱり危険ですよね)
とはいえ、本の中では作業フローや成果物を詳しく説明してあるので、この本の内容をベースに社内の業務プロセスを改善していけそうだと感じました。
ちなみにこの本ではほとんど触れられていませんが、私の場合、業務において以下のような点で苦労することもよくあります。
・前回の開発からかなり時間が経過しているため、開発環境やテスト環境(テストデータの用意を含む)が再現できない。
・デグレードしていないことを証明するためのテストケースが分からない。(現行バージョンの仕様が不明確)
この部分についても何かアイデアがあればさらに嬉しかったです。
本の内容自体は非常に実用的だと思うので星5つですが、最後に少し気になった点を挙げておきます。
・あちこちで「USDM」という筆者の提唱している要求仕様化技法の話が出てくる。しかし、この手法はポピュラーなものとはいえず、別途筆者の本を購入しないと確認できない。簡単にでも説明してほしかった。(「これは商売か?」と勘ぐってしまった)
・文章が若干まわりくどい。似たような話が何度も出てくる。もっと内容を整理して再構成すれば短時間で読めるのに、と思った。
・本のレイアウト(見た目)が若干うるさい。ページ中の余白をもっと増やしたり、変な装飾(?)をもっと減らせばすっきりして読みやすいのに、と思った。
2013年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロセス改善というタイトルに踊らされたが、結局は、変更要求ならびに仕様変更方法にほぼ特化した内容を記述したものである。
繰り返し同じ内容を記載しており、ページ数の割りには、トレーサビリティーマトリックや変更部分も記述書の推奨など特に目新しい内容はない。
しかし、新規開発におけるプラクティスについて言及した書物が多い中、組込みソフト開発等で多い、派生開発に特化した点は、ユニークである。
新規開発でも最上流の要件定義と管理が重要であるが、派生開発でも重要であることを力説している。
派生開発は、既にドキュメントやソースコードが存在することから、とかく、ソースコードをいきなり修正してしまう過ちを正している。
設計方法やコーディング方法、他のPM手法を期待した人は少しポイントが違うと思う人がいるかと思う。
繰り返し同じ内容を記載しており、ページ数の割りには、トレーサビリティーマトリックや変更部分も記述書の推奨など特に目新しい内容はない。
しかし、新規開発におけるプラクティスについて言及した書物が多い中、組込みソフト開発等で多い、派生開発に特化した点は、ユニークである。
新規開発でも最上流の要件定義と管理が重要であるが、派生開発でも重要であることを力説している。
派生開発は、既にドキュメントやソースコードが存在することから、とかく、ソースコードをいきなり修正してしまう過ちを正している。
設計方法やコーディング方法、他のPM手法を期待した人は少しポイントが違うと思う人がいるかと思う。
2019年6月30日に日本でレビュー済み
## 概要
XDDPやUSDM,PFDなど,一部で採用されている開発手法が解説されている本だ。
ソフトウェアやシステム開発においては,新規開発と既存の資産をベースに機能修正・改良を行う派生開発の2種類が存在する。
開発手法では新規開発に焦点をあてたものが多く,派生開発を念頭に置いたものがなかった。そこで,著者が派生開発のための開発手法として,XDDP (eXtreme Dervied Development Process) を編み出した。
XDDPは以下の成果物から構成される。
* 変更要求仕様書
* トレーサビリティ・マトリックス
* PFD
修正箇所に関する情報を,仕様書としてきっちりと文書に残すことで,修正の漏れや修正箇所・方法の誤りが分かるようにしている。
また,開発の工数,変更行数などをきっちりと計測することで,生産性を計測している。
冒頭で,既存の派生開発でよく生じる様々な問題が説明されており,共感した。そして,記録を残すというやり方はいいなと感じた。
ドキュメント作成の方法がまた独特なので,クセがあるが,一度試す価値はあるかなと感じた。
ただ,書籍が冗長な記述が多いので,もう少し要点を絞ってコンパクトにできないかなと思った。文量が多いので,けっこう読むのはたいへんだった。
## 結論
2018-12にある現場の面談で,USDMという文書形式で開発文書を残すという話を聞いて,USDMという単語が気になって調べ,この本に辿り着いた。
開発資料をきっちり文書に残してトレーサビリティを確保するという考え方はいいなと感じた。
実際にこの方法を取り込むには,それなりにやり方を整理して,学ぶ必要があり時間がかかるだろう。
普段の開発でも,自分の生産性を考えることはあまりなかった。開発修了時に,変更前後のコード差分と,かけた時間で自分の生産性 (1日あたりの変更行数) を計測して,今後に役立てたいと感じた。
パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/08/26/
XDDPやUSDM,PFDなど,一部で採用されている開発手法が解説されている本だ。
ソフトウェアやシステム開発においては,新規開発と既存の資産をベースに機能修正・改良を行う派生開発の2種類が存在する。
開発手法では新規開発に焦点をあてたものが多く,派生開発を念頭に置いたものがなかった。そこで,著者が派生開発のための開発手法として,XDDP (eXtreme Dervied Development Process) を編み出した。
XDDPは以下の成果物から構成される。
* 変更要求仕様書
* トレーサビリティ・マトリックス
* PFD
修正箇所に関する情報を,仕様書としてきっちりと文書に残すことで,修正の漏れや修正箇所・方法の誤りが分かるようにしている。
また,開発の工数,変更行数などをきっちりと計測することで,生産性を計測している。
冒頭で,既存の派生開発でよく生じる様々な問題が説明されており,共感した。そして,記録を残すというやり方はいいなと感じた。
ドキュメント作成の方法がまた独特なので,クセがあるが,一度試す価値はあるかなと感じた。
ただ,書籍が冗長な記述が多いので,もう少し要点を絞ってコンパクトにできないかなと思った。文量が多いので,けっこう読むのはたいへんだった。
## 結論
2018-12にある現場の面談で,USDMという文書形式で開発文書を残すという話を聞いて,USDMという単語が気になって調べ,この本に辿り着いた。
開発資料をきっちり文書に残してトレーサビリティを確保するという考え方はいいなと感じた。
実際にこの方法を取り込むには,それなりにやり方を整理して,学ぶ必要があり時間がかかるだろう。
普段の開発でも,自分の生産性を考えることはあまりなかった。開発修了時に,変更前後のコード差分と,かけた時間で自分の生産性 (1日あたりの変更行数) を計測して,今後に役立てたいと感じた。
パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/08/26/
2014年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
根本原理・方法論を手っ取り早く理解しようとすれば第2章を読めば十分です。
残りの部分は同じことを繰り返し表現を変えて述べている気がいたします。
私ならエッセンスにしてパワポなら5ページ以下に纏められる内容でしょうか。
これを400ページに膨らませて2.5k円に持ってくるのはどうなんでしょう?
著者は経験が多いと言うことを強調したいだけでしょうか?
なんか、ボッタクリっぽいっす。
なおかつ著者は「派生開発推進協議会」なんか立ち上げられているようで、この本の内容がそれだけの付加価値を生むのか疑問に感じました。
残りの部分は同じことを繰り返し表現を変えて述べている気がいたします。
私ならエッセンスにしてパワポなら5ページ以下に纏められる内容でしょうか。
これを400ページに膨らませて2.5k円に持ってくるのはどうなんでしょう?
著者は経験が多いと言うことを強調したいだけでしょうか?
なんか、ボッタクリっぽいっす。
なおかつ著者は「派生開発推進協議会」なんか立ち上げられているようで、この本の内容がそれだけの付加価値を生むのか疑問に感じました。
2008年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本のシステム開発の現場では、「ゼロからの新規開発」より、「動いているシステムの変更・機能追加」の仕事が多いはずです。
その一方で、従来よく知られている開発方法論・開発プロセス論は、新規開発に偏った構成になっています。また、新入社員などがシステム開発を学ぶ場合を見ても、新規開発のための方法論、プロセスが学習されていました。
本書は、こうした「仕事の現状」と「開発方法論」との間の乖離を埋める目的で、変更・機能追加を扱う「派生開発」のためのプロセス、方法論を論じています。
派生開発で陥りやすい失敗が示された後、派生開発の特徴が論じられます。これらは、著者の現場での豊富な経験に基づいて書かれており、真実味があります。
その上で派生開発の方法論(プロセスや成果物)が述べられています。他の方法論・プロセス論と同様、各現場でカスタマイズが必要なのは言うまでもありません。ですが、一般原則として述べられる内容に、私は「なるほど!」と感じることが多かったですね。
「1,2ヶ月の短納期で、機能の変更・削除・追加を行うミニプロジェクト」に追われている、多くのエンジニアにお勧めします。
その一方で、従来よく知られている開発方法論・開発プロセス論は、新規開発に偏った構成になっています。また、新入社員などがシステム開発を学ぶ場合を見ても、新規開発のための方法論、プロセスが学習されていました。
本書は、こうした「仕事の現状」と「開発方法論」との間の乖離を埋める目的で、変更・機能追加を扱う「派生開発」のためのプロセス、方法論を論じています。
派生開発で陥りやすい失敗が示された後、派生開発の特徴が論じられます。これらは、著者の現場での豊富な経験に基づいて書かれており、真実味があります。
その上で派生開発の方法論(プロセスや成果物)が述べられています。他の方法論・プロセス論と同様、各現場でカスタマイズが必要なのは言うまでもありません。ですが、一般原則として述べられる内容に、私は「なるほど!」と感じることが多かったですね。
「1,2ヶ月の短納期で、機能の変更・削除・追加を行うミニプロジェクト」に追われている、多くのエンジニアにお勧めします。
2011年3月26日に日本でレビュー済み
世界中で,システム設計の現場では、「新規開発」より、「派生開発」としての動いているシステムの変更や機能追加が多い。
その点に着目した著者の経験が凝縮されている。
派生開発の場合に何が課題になるかの仕立てをうまくしている。
仕様をどうやって明確にしていくかについての知見が豊富にある。
仕立て(tailoring)をしているだけでなく,清水吉男さんのよいところは,現場にあわせた着付け(fitting)もできることだ。
決めたことを,決めた通りにやるだけなら,能力のある技術者はいらないかもしれない。
どういう制約条件のもとで決めたことか,条件が変わったらどうするかを考える能力があるかどうかが課題だろう。
数少ない日本の相談業務(コンサルティング)を頼みたくなる方だ。
一度,清水さんの話をお聞きになられた方なら感じられたと思う。
相手を引きつける力
相手に頼む力
相手の話を聴く力
がある。
自分の経験を大事にする技術者としての感性を持ったまま,
経営的な課題に取り組もうとする姿勢がある。
著者の書かれたことを勉強するだけでなく,
著者そのものを勉強することをお勧めしたい。
その点に着目した著者の経験が凝縮されている。
派生開発の場合に何が課題になるかの仕立てをうまくしている。
仕様をどうやって明確にしていくかについての知見が豊富にある。
仕立て(tailoring)をしているだけでなく,清水吉男さんのよいところは,現場にあわせた着付け(fitting)もできることだ。
決めたことを,決めた通りにやるだけなら,能力のある技術者はいらないかもしれない。
どういう制約条件のもとで決めたことか,条件が変わったらどうするかを考える能力があるかどうかが課題だろう。
数少ない日本の相談業務(コンサルティング)を頼みたくなる方だ。
一度,清水さんの話をお聞きになられた方なら感じられたと思う。
相手を引きつける力
相手に頼む力
相手の話を聴く力
がある。
自分の経験を大事にする技術者としての感性を持ったまま,
経営的な課題に取り組もうとする姿勢がある。
著者の書かれたことを勉強するだけでなく,
著者そのものを勉強することをお勧めしたい。