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てらまち・ねっと



 永遠のテーマ、男と女。
 その意識や生態がどんどん変わっていく。

 ちょうど昨年の3月ごろ、「今年の流行語になるかも」ということで
    ◆「草食系男子」 についてブログに載せた。

 実際、昨年の新語・流行語大賞でトップ10に入ったそうだ。

 そんな おとこ と おんな の 新しい風景について、年末から年始にかけて、いくつかの面白い報道があったので、データをまとめてみる。

 神戸新聞の連載は、一部を記録しておくので後はリンク先をどうぞ。

 なお、2本の映画『草食系男子。』『肉食系女子。』が2月6日、13日と連続公開されるそうだ。

(このブログの関連エントリー)
 2009年3月11日ブログ
     ⇒ ◆「草食系男子」 今年の流行語になるかも、とも/ 対するは 「肉食(系)女子」

 2009年5月24日ブログ
     ⇒ ◆「草食男子と肉食女子」/「草食女子」も増殖、とか

 2009年4月24日ブログ
     ⇒ a>◆独身者急増!“未婚社会” 日本の、これから・NHK/代理・婚活/5月7日放送に変更

 2009年1月4日ブログ
     ⇒ ◆セックスレス / シリーズ 女と男 NHKスペシャル 最新科学が読み解く性。1月11日から3回放送

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7位、8位あたり


 おとこ どこへ向かうのか  おとこ どこへ向かうのか/神戸新聞の連載から
 「男が駄目になった」「男が男らしくなくなった」と男も女も嘆く今の日本。あれこれ言われるが、崩れていくものと、変わらないもの。そのすき間から、新しい生き方が見えてくる。一筋の光が差す方向へ歩み始めた男たちの姿をたどる。

  
バックナンバー
(8)地元がいい最高の仲間とともに (2010/01/09)
(7)欲しいもの遠のく車へのあこがれ (2010/01/08)
(6)4児のパパ苦労も喜びも人数分 (2010/01/07)
(5)2次元の恋夫でも父親でもなく (2010/01/06)
(4)パートナー納得して踏み出したい (2010/01/05)
(3)背中で語るもどかしさの先に (2010/01/04)
(2)薄まる境界いいと思うから着る (2010/01/03)
(1)人前で泣く流していい涙がある (2010/01/01)


●(1)人前で泣く流していい涙がある  神戸新聞 (2010/01/01)
 神戸のホテル。結婚披露宴は、最高の瞬間を迎えようとしていた。
 新婦が両親への手紙を読み始めた。すすり泣きがさざ波のように広がる。そこへ、むせび泣く声が。
 新郎だった。

 「まただ」。披露宴を担当する女性は胸の中でつぶやく。新婦はニコニコしているのに、新郎が感極まって泣く。ここ数年、見慣れた光景になりつつある。

 泣きすぎじゃない? そう思うときもある。でも、多くの場合、新郎を見る目は温かい。
 「人前では泣かないと思われている男性の涙がより感動を演出する」

 子どものころ、父親がよく言っていた。

 「男は人前で泣いたらあかん」。その影響もあったのだろう。「泣くことは恥だ」。公務員佐野健一(36)=仮名=は、そう信じていた。
 結婚式はもちろん、長女の誕生に立ち会ったときも、泣きたい気持ちをぐっとこらえていた。周りの目を気にして。

 心のブレーキが外れたのは、4年前。何気なく見た韓流ドラマだった。
 純愛もの。妻は夢中だった。主人公の男優が泣く場面がやたらに多い。気が付けば、涙がほおを伝っていた。焦った。妻の表情を目で探った。「分かるよ」。ティッシュを差し出してくれた。

 泣いた後、気持ちが軽くなる。今は同じドラマを見て、妻より号泣するときがある。職場の歓送迎会では、苦労を共にした後輩と涙を流した。上司はまゆをひそめたが、同僚の女性は「熱い人ね」とほほ笑んだ。
 相手をおもんぱかるよりも、泣きたいときに、泣く。今はそう思う。

 努力、忍耐、情熱…。涙はその結果でもある。
 山内拓也(45)は、神戸で中学校の教師になって20年になる。

 昨年夏。10年間、監督を続ける軟式野球部が初めて全国大会に出た。
 予選の決勝戦。終盤に逆転すると、部員たちが泣き始めた。もらい泣きしそうになるのをこらえた。終了後、みんなの前で大泣きした。

 全国大会は、開会式でいきなり涙が出た。天を仰いだ。4年前、胃がんの手術を受けた。大病を克服してつかんだ夢に胸が熱くなった。
 熱血漢である。練習に集中しない部員は容赦なくしかる。「今泣くとこちゃうやろ」。努力不足や失敗で流す涙は許さない。家でも、息子たちに同じような言葉で諭す。

 「うれし涙を流せる人間は一握りやで。みんなで一緒に流そうや」
 口癖だった。生徒たちとかなえた。同じ涙を分かち合えたとき、距離はぐんと縮まる。

 「流していい涙と、そうでない涙がある」。その言葉には、何の飾りもなかった。ここぞというときに流す。涙は男にとっても「武器」なのかもしれない。(敬称略)

●(2)薄まる境界いいと思うから着る  神戸新聞 (2010/01/03)
 待ち合わせた駅で、約束の相手は女子大生に溶け込んでいた。
よく見ると、体のラインが丸みに欠ける。やはり、男だ。

 田中俊之(22)。神戸大学の4回生。タイツの足首から下を切り取った形の「レギンス」を、ショートパンツの下にはいている。襟ぐりの広いTシャツ、ジャケットの上からショールを羽織る。

 脚をすっきり見せることができる「レギンス」は、もともと、女性がスカートや長めのシャツに合わせて着こなす商品だったが、最近は男性にも浸透している。
 「普段から女性ものをよく着ていますよ」。穏やかに、俊之は口を開いた。失礼とは思いつつ、聞いてみた。

〈女装とどこが違うの?〉

 「女の子が着ているからではなく」。俊之は、目をそらさずに言った。「いいと思うものを採り入れているだけ。色、柄、種類も豊富だし、ラインやかたちとかが好きかな」
・・・

●(3)背中で語るもどかしさの先に   神戸新聞 (2010/01/04)
 児玉雅史(39)は、自宅で見たパソコンの画面に目を疑った。
 「会社に行きたくない」。部下の20代男性が書き込んだインターネットのサイトに、自分への不満がつづられていた。
 雅史は、兵庫県内の大手企業で、若手社員の教育を担当している。彼を呼んだ。
 「直接言えよ」「違います。僕じゃありません」。最後は謝ったが、話はかみ合わなかった。
 毎年新人を迎え、社員の変化を感じてきた。だが、面と向かってではなく、携帯電話やメールで伝える「ゆとり世代」のつかみどころのなさは、「異変」ともいえた。
 彼のネットでの“主張”は数年間続いていた。「直接話すのは嫌だが、見ていてほしいのか」。心根はそう読める。

 「苦労知らず」「マニュアルに頼りすぎ」。30代後半から40代前半の世代は、若いころ、上司世代から「新人類」と呼ばれた。その彼らが今、若者との付き合い方に悩み、もがく。
 別の大手企業で採用を担当する藤本春樹(42)もその1人だ。
 内定者との懇談会。日本酒を飲んで盛り上がる女性たちと対照的に、男性たちは宴席の隅で静かにウーロン茶をすすっていた。こちらから手を差し伸べなければ、輪に加わろうとしない。
 ・・・

(4)パートナー納得して踏み出したい
          神戸新聞 (2010/01/05)
 実家に帰ると、テーブルの上に「自己紹介書」が置かれていた。

 「また見合い話か」。平井和宏(41)の顔が曇った。「会ってみるだけでいいのよ」。世話を焼く近所のおばさんが、屈託ない顔で反応を探る。

 これで何度目だろう。理由は分かっている。公務員で、次男。親との同居なし、介護なし。安定感のある男性が人気だ。不安な世の中から守ってほしい女性が多いのか。

 それなりに出会いと別れはあった。
・・・・


 連載は続く


●河北新報/河北春秋
    社説/河北春秋
 このところ、やけに目につく。講演会のタイトルや初売りの福袋のネーミングにまで。来月には映画も公開される。昨年の新語・流行語大賞でトップ10に入った「草食系男子」だ▼コラムニストの深沢真紀さんが言葉を作ったのが3年前。旬は過ぎたかと思いきや、生命力は衰えそうにない。時代の気分を言い当て、共感を広げているからか。自認する人も少なからず

 ▼心優しい、男らしさに縛られない、恋愛にガツガツしない、傷ついたり傷つけたりすることが苦手―。草食系男子に関する著書がある大阪府立大教授の森岡正博さんは、そう定義する。男女平等の感覚を自然に身に付けているのも特性の一つという▼弁当男子やらスイーツ男子やら、ほかにも次々現れる多彩な「○○男子」表現。ライフスタイルの選択が自由になった証しと見れば好ましい。既成の男らしさにとらわれず、多様な生き方が認められていい

 ▼草食系と肉食系の中間を「なめらか系男子」と呼ぶそうな。代表格として女性の支持を集めるタレント、つるの剛士さんは4児の父。元日から2カ月間の育児休業に入った▼子育てに意欲的な「パパ男子」という言葉もあるらしい。子ども手当もいいが、肝心なのは家事育児にまつわる世間の意識変革。新しい男子たちの増殖が刺激になれば。


●「パパ男子」が今後の子育て市場の注目ターゲット
~NPO法人ファザーリング・ジャパンと共同で、高感度パパ

   電通 データ PDF 14ページ

●20代未婚「パパ男子」が子育て市場牽引、電通調査 
         ibtimes.2009年12月24日 10:12更新
 電通は22日、現役パパとその予備軍を対象に実施した、子育てに関する意識や行動についての調査結果を発表した。それによると、父親予備軍である20代未婚男性は、現役パパよりも強い子育て意欲を持っていることが判明した。

 同調査は、父親の子育てに対する関心と、子育て消費に対する関与が高まりつつあることに着目して実施されたもの。調査結果から、現役パパたちが、自ら積極的に子どもに関わり、「子どもと一緒に自分も楽しみたい」「妻とのパートナーシップを大切にしたい」「かっこいいパパである自分を見せたい」という意識を持っていることが明らかになった。

 また、父親予備軍である20代未婚男性は、現役パパよりもさらに強い子育て意欲を持っていることがわかった。同社はこれら子育てに意欲的な男性を「パパ男子」と名付け、今後、子育て市場の拡大を牽引する原動力となるだろうとしている。

 調査結果によると、子育てに関わっているかという質問には73%が「現在関わっている」と答え、86%が「今後も関わりたい」と回答し、父親の子育てはもはや当たり前と考えられていることがわかった。また77%が「夫婦で相談しながら子育てしたい」と考え、60%が子育てによって「家族としての一体感が高まった」ことを実感。今や「子はかすがい」から「子育てはかすがい」の時代になったとしている。

 子育ての内容に関しては、入浴、外遊び、学校・幼稚園の行事参加などの従来型に加え、「着替え」「寝かしつけ」「子どもと2人きりの時間をつくる」「妻の自由時間を確保する」など、日常生活、遊び、教育、心のケア、夫婦の協力体制まで、幅広く自主的・積極的に関与する父親が増えたことがわかった。

 また結婚意向をもつ20代未婚男性の87%は、将来「子どもと積極的に関わりたい」と回答。現役パパを上回る子育て意欲があり、結婚前から子育てへの夢が膨らんでいることがわかった。

 育児休業に関しては、現役パパの50%が育休を取得したいと考えていることがわかった。父親の育休取得の障害は「収入減」と「職場の事情」。20代未婚男性の育休取得意向は現役パパより高く、7割にのぼる一方、障害への不安も強く、「収入減」「職場の事情」だけでなく、「キャリア形成」上も障害になると感じていた。来年施行される「改正育休法」の内容認知率は約3割で、改正による社会の変化には期待が薄いことがわかった。

 同調査は第1子が0~12歳の子どもを持つ現役パパ600名と、20代未婚男性(将来的に結婚したくない人を除く)100名を対象に実施された。

●婚活福袋、花盛り 「草食」「肉食」開けたら攻略法
       朝日 2009年12月31日18時44分
マロニエゲートの「プロポーズ大作戦」福袋にはフレンチ「ミラヴィル インパクト」の2万円分のディナーも付く(写真はイメージ)
プランタン銀座の「イマドキ男子攻略福袋」の「草食男子攻略編」の一部。これにノーカラーのコートなどが付く

 正月の初売りといえば福袋。2010年の注目は、ずばり「婚活」だ。恋愛に消極的な「草食」、逆に恋愛に奔放で積極的な「肉食」などのキーワードを絡めながら、男女の出会いを盛り上げ、プロポーズを成功させようと各店とも知恵を絞っている。

 プランタン銀座は、「イマドキ男子攻略福袋」(2万1千円、各種20袋限定、販売当日整理券配布)を売り出す。

 落としたい男性のタイプ別に「草食男子攻略編」「肉食男子攻略編」の2種類を用意。「草食男子」には、「少し色気を感じさせ、さりげなくリードするお姉さん系」の女性を想定。色鮮やかなワンピースなど14点に「おしゃべりして距離を縮めてもらおう」と高級ホテルのアフタヌーンティー券が付いている。

 「肉食男子」には「清楚(せいそ)なお嬢様スタイル」を提案。えりなしのジャケットや白いコートなど12点に温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」のペア券が付く。どちらも、都内の縁結びで有名な神社の縁結び絵馬入りで、「神頼み」もばっちりだ。

 銀座三越は、友人の結婚式を出会いの場ととらえた「次の主役は私!!婚活女子のためのチェンジ福袋」(2万1千円、限定5袋)で、華やかなパーティードレスや名刺入れを用意した。マナー講座の受講券つきだ。

 草食男子の出会いも手助けする。「脱・草食系男子!気になるあの子を俺(おれ)の彼女にチェンジ!福袋」(5万2500円、Sサイズ・Mサイズとも限定1袋)。ヒョウ柄の下着、レザーブルゾンにデニムでワイルドな装いに。告白できるように東京湾ディナークルーズのペア券まで付く手取り足取りぶりだ。

 銀座の大型商業施設マロニエゲートは、男女各限定1袋の「プロポーズ大作戦」福袋(各2万円)。各16万円相当という豪華版だ。

 同館のファッション関係の全19店から好きな洋服をスタイリストのアドバイスつきで選べる8万円分の買い物券。さらに同館10階のフレンチのディナー2万円分。ケーキの中に指輪やメッセージを潜ませるなどのサプライズあり。バイオリンなどの生演奏あり。プロポーズ用のバラあり。これでもかと盛り上げる。(千葉恵理子)

●これぞ肉食系女子!ブリブリの甘ったるい表情の裏に隠れた獲物を狙う顔が解禁!
    シネマトゥデイ 2010年1月8日 16時37分
 熱視線!肉食系女子、加護亜依 - (C)2010『肉食系女子。』製作委員会
 [シネマトゥデイ映画ニュース] 元モーニング娘。の加護亜依が主演する映画『肉食系女子。』の公開を前に、これぞ“肉食系!”といえる甘ったるいながらも捕らえた獲物を逃がさない!……という表情を浮かべた加護の場面写真が公開された。

 2009年に流行した「草食系男子」「肉食系女子」をテーマにした、そのタイトルもずばりな2本の映画『草食系男子。』『肉食系女子。』が2月6日、13日と連続公開される。

今回加護が主演を務めるのは、後者の『肉食系女子。』。独自に編み出した男を落とすテクニックで、男を次々と手玉に取るキャリアウーマンの大神狩子を熱演する。

 たとえ修羅場が訪れても恐れない肝っ玉を持ち合わせている一方で、後輩の面倒見がいいという絵に描いたような肉食女子の狩子だが、部下として配属された草食系男子との出会いで肉食の勘を鈍らせていくというラブコメの本作。「合コンで男子をお持ち帰りする」「あえて電話に出ない」「女子に恨まれやすい」「男女の友情は信じられない」「別れるときはきっぱり!」など、肉食系女子の基本的実態を浮き彫りにしていく。

 解禁された場面写真には、食事の席で男性を落とそうとして、ブリブリの甘ったるい表情を浮かべた加護の姿が。まさに獲物をロックオンの状態だ。モーニング娘。卒業後、さまざまな修羅場を経験し、アイドルから大人の女性に変ぼうした加護にとっては、まさにはまり役のキャラクターと言えるだろう。ほかに劇中には、包み込むようなまなざしで男性を見つめるシーンなど色香を感じさせる場面も登場。これを観たら、もう「ちゃん」付けで呼ぶことはできないかも!?

映画『肉食系女子。』はヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開


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